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ふらり。旅する長崎 - ながさきプレス

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第29回 「西海市・瀬戸港から出発!夏の、松島冒険日記」

第29回 「西海市・瀬戸港から出発!夏の、松島冒険日記」

 長崎市の畝刈・三重あたりから、西海市までを結ぶ国道202号。片側に海、片側に山、と豊かな自然に囲まれたこの道沿いは「夕陽が丘そとめ(道の駅)」や「遠藤周作文学館」、ユニークなお店が集まる雪浦地区といった立ち寄り所が多く、夏のドライブにぴったりのコースだ。そんな202号沿いにある「瀬戸港」から、フェリーで約15分。気軽...
第28回 「見ごろを迎えた唐比ハス園へ、ぶらり。」

第28回 「見ごろを迎えた唐比ハス園へ、ぶらり。」

 国道251号、飯盛方面から愛野方面に向かう途中に、九州でも有数のハス園―「唐比ハス園」があることをご存知だろうか。約2.5ヘクタールの広大な湿地には、13種類のハスと12種類のスイレンが植えられており、7月中旬頃見ごろを迎えるという。  長崎市内の中心部から、車で45分程の場所にある唐比地区。右手に橘湾を望みながら、...
第27回 「花菖蒲が彩る、城下町・大村をぶらり。」

第27回 「花菖蒲が彩る、城下町・大村をぶらり。」

 六月。梅雨。今年も、すっきりとしない空模様が続く季節がやってきた。昔はこの季節が苦手で、空と心はつながっているのか、どんより気が滅入ることも多かったけれど、最近は雨の日も悪くない、と思えるようになってきた。しとしとと降る雨音を聴きながら、静かな部屋で本を読んだりお茶を飲む時間はとても幸せだし、お気に入りのレインブーツ...
第26回 「自然のままの昆虫の姿に、感動!たびら昆虫自然園を訪ねて。」

第26回 「自然のままの昆虫の姿に、感動!たびら昆虫自然園を訪ねて。」

 日本のこよみには、春・夏・秋・冬をさらに細分化した、「二十四節気・七十二候(にじゅうしせっき・ななじゅうにこう)」がある。一年を二十四に分け、それを更に約5日ごとの七十二の季節に区切ったものだ。中国に端を発する考え方だが、日本人は昔から、この七十二もの季節の移ろいに合わせて暮らし、またそれを愛でてきた。その二十四節気...
第25回 「長崎の中のカナダに行きたり…!?」

第25回 「長崎の中のカナダに行きたり…!?」

 〝長崎の中のカナダ〟…思わず「まさかぁ~」と疑いそうなその場所を知ったのは、とあるブログがきっかけだった。ブログの主は、〝まるでカナダのような風景に感動〟し、何と移住までしてしまったという…! その名も小林哲朗さん。インディジョーンズばりの中折れ帽がトレードマークで、オーバーオールやチェックのシャツがよく似合う。その...
第24回 「島原のおひなさまに会いに」

第24回 「島原のおひなさまに会いに」

 3月といえば、桃の節句。三寒四温、厳しい寒さも少しずつ和らぎ、桃も桜もほころんで、待たれるのはやわらかな光満ちる春。そんな季節に、女の子のお祭りとは…むふふ、すてき。我が家には残念ながら、立派な五段飾りはなかったけれど、友だちの家でおひなさまを見たり、学校の給食にひなあられが出たり(懐かしい!)、そんなささいな〝女の...
第23回 「小さな鍋島藩・神代小路をゆく」

第23回 「小さな鍋島藩・神代小路をゆく」

 雲仙市国見町の一画にある、「神代小路」。こうじろ〝こうじ〟でも〝しょうじ〟でもなく、〝くうじ〟と読ませるこの場所には、「旧鍋島家住宅(鍋島邸)」という国指定重要文化財の史跡がある。有明海沿いの国道251号を通るたび、この史跡への案内表示が目に入ってはいたのだが、なかなかきちんと訪れる機会がないままだった。が、しかし!...
第22回 「たのし!平戸さんぽ」

第22回 「たのし!平戸さんぽ」

 「ふらり。旅する長崎」、イラストコラムという形での連載になり、おかげさまで早(ほんとうに早い!)一年です。拙い絵も、少しは上達しているとか、いないとか…?2014年もゆるマニアックな旅をのほほんとお届けして参りますので、何卒よしなに。 さて、新年一発目の旅先は平戸! 本コーナー初、念願の平戸上陸である。というのも、2...
第21回 「佐世保の夜の楽しみ」

第21回 「佐世保の夜の楽しみ」

 あっという間に今年も年末!日も短くなり、会社を出る頃には辺りもすっかり夜。でも、この12月の夜の街って、嫌いじゃないんだナ。クリスマスやお正月を前に、どこかみんなウキウキした様子で、イルミネーションやツリーで街がキラキラとしていて。まっすぐ家に帰るのが何だかもったいなくて、ついつい用も無いのにどこかに寄り道してみたり...
第20回 「秋の、心田庵へ。」

第20回 「秋の、心田庵へ。」

 長崎市・片淵町に、「心田庵」という名の史跡があることをご存知だろうか。その歴史は17世紀まで遡るのだが、個人の所有物として受け継がれてきたため、近隣に住む人にさえ、その存在はあまり知られていなかった。しかし昨年、昭和期からの所有者であった増田水産が、長崎市に心田庵を寄贈。その貴重な文化的遺産が、ついに一般公開されたの...
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