ながさきプレスWEBマガジン

  • メイド・イン・ナガサキ - ながさきプレス - Page 2( 2 )

    Category
    Vol.22 佐世保独楽

    Vol.22 佐世保独楽

    お正月の、風物詩 ♪お正月には凧あげて、独楽をまわして遊びましょう―童謡にも歌われる、お正月の風物詩「独楽まわし」。昔ほどは見られなくなった風景だが、昔ながらの独楽を子どもたちがまわして遊ぶ様子は、日本人の心に響くものがある。
    Vol.21 工房てまりやの羊毛しごと

    Vol.21 工房てまりやの羊毛しごと

    つむぐ、編む、織る日々 セーターやマフラーなど、身も心もぬくぬくとあたためてくれる羊毛の衣類。今でこそ冬の装いに欠かせないが、日本での歴史は比較的浅く、庶民の暮らしに取り入れられるようになったのは、明治期以降のことだ。もっとも、大陸から羊がもたらされた最古の記録は6世紀中頃、江戸時代には毛織物の輸入も進んだが、湿度の高...
    Vol.20 小野原本店のからすみ

    Vol.20 小野原本店のからすみ

    からすみの季節です 江戸時代から、越前のウニ、三河のコノワタと並んで、日本三大珍味に数えられる「長崎のからすみ」。ボラの卵を塩漬けし、天日で干して作られるからすみは、独特の芳醇な香りとねっとりとした食感が特徴だ。
    Vol.17 草野商店の竹線香

    Vol.17 草野商店の竹線香

     子どもの頃、お盆の楽しみといえばお墓での花火だった。だんだんと暮れゆく夏の夜、墓を照らす提灯の下で家族や親戚と賑やかに過ごす時間は、子どもながらにワクワクするものだった。それが長崎市独自の風習だと知ったのは随分後のことで、同時に墓参りに欠かせない“竹線香”もまた、長崎市ならではのものだと知った。
    Vol.16 江崎べっ甲店のべっ甲のかんざし

    Vol.16 江崎べっ甲店のべっ甲のかんざし

     黄色、というよりも“黄金色”と呼ぶにふさわしい、つややかな肌。気が遠くなるほど、緻密で繊細な細工。光に透かせばうっとりとせずにはいられない、その上品な輝き…。江戸時代、丸山の花街を往く遊女たちも、このかんざしの美しさに、魅せられただろうか―。
    Vol.15 長崎真珠店の真珠

    Vol.15 長崎真珠店の真珠

     昔も今も、女性を美しく引き立てる魔法のようなジュエリー、真珠。ひと粒の中に、凛と澄んだ白や淡いピンク、グリーンなどの繊細な色がゆらめき、まるでオーロラのように魅惑的に輝く。見つめるほどに、深く吸い込まれそうな神秘的な色合いは、決してイミテーションには出せない、自然の美しさだ。
    Vol.14 岩永梅寿軒の鯉菓子

    Vol.14 岩永梅寿軒の鯉菓子

    端午の節句が近づくと、長崎の和菓子屋さんには「鯉菓子」が並ぶ。本物の鯉と見紛うほど精巧なものから、デフォルメされた可愛らしいものまで、その姿は店によってさまざまだ。   鯉は中国の故事で、黄河の急流にある「竜門」と呼ばれる滝を登り、竜に化身したことから、立身出世の象徴とされる。   鯉のぼりや鯉菓子...
    Return Top