ながさき島たより江上天主堂(五島)奈留島にある江上集落のキリシタンは、江戸時代に外海地方から移住してきた4家族が始まりとされる。在来の集落から離れた海に近い谷間に集落をつくり、開墾で得た農地と漁業で生計を立てながら、密かに信仰を受け継いできた。江上天主堂が生まれたのは、大正7年、その当時、教会建築の第一人者といわれた鉄川与助氏の設計・施工で建てられた。...
ながさき島たよりあったかクリスマス会(小値賀)小値賀のかーちゃんたちは、元気いっぱい!島の子どもを本気で怒り、本気で優しくしてくれます。そんなかーちゃんたちが運営するのが「ふるさとの味・かーちゃんの味」つたえよー会。小値賀の郷土料理を、地元の学生や町民たちに伝える活動を積極的に行っています。 その活動の一つ、かーちゃんの会主催による「クリスマス会」が12月に毎年開...
ながさき島たより元寇と小茂田浜神社大祭(対馬)国境の島・対馬は、海外との交流拠点であると同時に、攻防の最前線でもあった。7世紀の白村江の戦いから明治の日露戦争まで、対馬を襲った危難は数多くあるが、中世最大の危機と言えば、鎌倉時代の「元寇」だろう。 900隻3万人ともいわれる元・高麗軍が対馬を襲い、対馬守護代・宗助国と家臣80余騎は、佐須浦に上陸した元軍約千人を迎...
ながさき島たよりふるさと産業まつり(小値賀)小値賀の秋の恒例行事「ふるさと産業まつり&ふれあい広場」が、11/26(日)に小値賀町総合体育館で開催されます。 農水産物の即売会や各商店や団体からの出店も目白押し!ステージイベントでは、まきもちを皮切りに、女性限定の尻相撲大会や小値賀のローカルヒーロー「自然児戦隊☆おぢか島ん」ショー、子ども太鼓、お楽しみ抽選会など、...
ながさき島たより宇久で楽しむスポーツの秋(宇久)「スポーツの秋」本番。宇久島でも様々なスポーツが楽しまれています。サッカーにソフトボール、バドミントン、バレーなど島の人たちは身体を動かすのが大好きです。夕方になると、ウォーキングやランニングに精を出す方も多く見られ、島の町内を一周するくらいが丁度よい距離だそうです。 中でも、私が宇久島でぜひオススメしたいのは、平原草...
ながさき島たより久賀島の集落と旧五輪教会堂(五島) 久賀島の集落は、平成30年に世界遺産登録を目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつ。人口は310人余り。小さな島にも関わらず、水が豊かで米作りが盛んだ。島を訪れた8月上旬、早いところでは、すでに稲穂が黄色く色づき始めていた。お盆の前後には稲刈りがはじまる。本格的な台風シーズンの前に稲刈りを終...
ながさき島たより五島神楽(上五島)「村の鎮守の神様の 今日は楽しいお祭り日」。10月に入ると、あちらこちらで笛や太鼓の音がきこえてきます。そう、上五島の各神社では五穀豊穣に感謝する秋祭りがはじまるのです。昼はお味噌をかついでまちをねり歩くご神行祭、夜はお祭りにかかせない神楽舞が行われます。ちなみに新上五島町の神楽は、五島市とともに国の重要無形民俗文化財...
ながさき島たより古代山城・金田城(対馬)史跡の国宝とも称される「国指定特別史跡」の長崎県第1号が対馬にあることを、皆さんはご存じだろうか。 対馬の中央に広がる浅茅湾の南岸から、北に2キロほど突き出した巨大な岩塊を、地元では城山と呼んでいる。667年、唐・新羅の脅威に備え、三方を海に囲まれたこの要害の地に、場所によっては高さ6メートルを超える石塁が延長2.2キ...
ながさき島たより選び抜かれた壱岐のブランド牛(壱岐)壱岐島では弥生時代から牛が飼育されていたとされ、原の辻遺跡からは弥生時代の牛骨や牛歯が発見されている。また、鎌倉時代に国産の牛を解説した「国牛十図」にも筑紫牛の名で「壱岐牛」が登場することから、古来から島の生活には牛がかかせなかったことが伺える。 現在、壱岐島では年間約1000頭の壱岐牛が出荷されているが、壱岐島で育っ...
ながさき島たより声援飛び交う秋の一大イベント(小値賀) 小値賀の秋の恒例行事といえば町民総参加による「町民体育レクリエーション大会」。毎回、子どもから90歳近くの高齢者まで、島のほとんどの住民が参加している。人口は2500人と少なくなりつつあるが、地区別対抗の種目も数多く用意され、毎回熱い熱戦が繰り広げられる大運動会だ。地区の名誉のため、そして子どもたちにカッコいいところ...