南山手十六番館をバックに当時流行した「紺ブレ」を着た女性が大きく掲載されたこの誌面は、1991年9月号「秋のファッション」特集号。
長崎、佐世保、大村、諫早、福岡、のべ91人の92スタイルが紹介された。当時の時代を感じるスタイルもあれば、今見ても色あせないスタイルがあるのも驚きだ。
平成3年(1991)
1991年は、こんな年でした
出来事
- 雲仙普賢岳で大火砕流発生
- 宮澤内閣発足
- 世界陸上選手権が国立霞ヶ丘陸上競技場で開幕
- バブル経済が崩壊
- SMAPがCDデビュー
- 東京都港区芝浦にジュリアナ東京オープン
- ソ連が消滅
流行
- ファッション:ジュリアナ東京スタイル、紺ブレ、渋カジ族、60年代リバイバル、超ミニスカート
- カルチャー:Santa Fe 宮沢りえ写真集(撮影:篠山紀信)、もものかんずめ(さくらももこ)
- 日本レコード大賞:愛は勝つ(KAN)、日本有線大賞:流恋草(香西かおり)
- 日本アカデミー賞:息子、ブルーリボン賞:あの夏、いちばん静かな海。
平成3年(1991)1月号
巻頭は「創業平成二年の店」。90年は、例年にない建設ラッシュで長崎西洋館、稲佐山野外ステージなど今では「あるのが当たり前」な馴染み深い施設が出来た記念すべき年なのです。
平成3年(1991)5月号
恒例となりつつあるクルマ特集。様々なシーンに合わせて6台のクルマをセレクト。「大切なのは、自分のライフスタイルに合ってるかどうか。クルマだって、自分を表現するひとつの手段」。なるほど…!
平成3年(1991)3月号
「徹底したビジュアル化」を創刊時の指針とし、長崎のファッションシーンへの提案など攻めた内容を展開してきたプレス
ファッション大特集1
ファッション大特集1
平成3年(1991)4月号
巻頭は「となりまち福岡」。「テレビの新人 ラジオの新人」では新人アナウンサーと新番組を一挙紹介。今もご活躍のあのアナウンサーの若かりし頃のフレッシュな姿が拝見できます。
平成3年(1991)5月号
注目は長崎が誇るスター・蛭子能収さんのインタビュー。新戸町のご出身で、長崎商業高校の同窓会に出席しているところをキャッチ!宮沢りえさんとの共演エピソードを披露してくださいました。
平成3年(1991)6月号
新郎新婦の写真がインパクト大な6月号。ジューンブライドに合わせてお付き合いから結婚に至るまでがマンガ風に紹介されます。ビアガーデン特集は、今でも続いている特集です。
平成3年(1991)7月号
新作水着にTシャツ50枚にビール……プレゼント大放出のお買い得号。特急かもめに乗って日帰りで福岡まで出かける「かもめ族」の記事も。そんなふうに呼ばれる時代もあったんですね~。
平成3年(1991)8月号
今でも年に一度くらいのペースで企画する佐世保特集は、この頃から始まっていたんですね。「もっと佐世保をPRESSに載せろ!」というお便りが寄せられていたそうです。新連載「長崎のシゴト再発見」も。
平成3年(1991)9月号
「徹底したビジュアル化」を創刊時の指針とし、長崎のファッションシーンへの提案など攻めた内容を展開してきたプレスファッション大特集2
平成3年(1991)10月号
内容はグルメ大図鑑スペシャル、浜んまち・佐世保・福岡・ランチ・ドライブイン・駅弁、長崎くんち、生月、高浪敬太郎、シーナ&ロケッツ、編み物。
平成3年(1991)11月号
川棚、別府、雲仙、桜島の温泉巡りを特集。この年の6月に発生した雲仙普賢岳の火砕流災害を受け、「がんばれ!小浜・雲仙」と題して雲仙温泉街が活気を取り戻すべく盛り上げた。
平成3年(1991)12月号
1988年12月号の創刊から3周年を迎えたプレス。クリスマスらしくホテルで過ごすクリスマス、ディナー、宴会、ケーキにプレゼントなどなど、季節に合わせた情報が満載の情報誌となっている。表紙にはなんと、当時の編集長&副編集長の姿も……2人でハロウィン・パーティ仕様のスタイルに変身して、体を張ってます!
次回は「平成4年」お楽しみに!
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