ルーキーイヤーから長崎で戦い、今季で3年目。V・ファーレン長崎屈指のドリブラーとして、現在サポーターから最も期待されている選手の一人です。
今季は笠柳翼選手・エメルソン選手と同ポジション内でのチーム内競争も注目のポイント。スターティングメンバ―/インパクト(交代)メンバーと変幻自在で起用されるその戦い方もぜひチェックしてみてください。
※インタビューは2025年2月26日に行われたものです。当時の状況に沿ったコメント・質問等ございますがご了承ください。
ピースタという大海原を駆る
最強ドリブラーの一角
J2優勝・J1昇格を目標に掲げるV・ファーレン長崎には、やはり若手選手の躍進が大きなカギになるはず。この2年で結果を出し、サポーターからさらなる覚醒を期待される松澤海斗選手に、今季に懸ける想いを尋ねました。
―今年で長崎に所属して3年目となりますが、長崎というまちの印象が変わったことなどありますか?
試合に集中したくて、オフの日もあまり外に出ないので……。だけど、お寿司や焼肉とかは、選手のみんなで行ったりしています。ついこないだ、長崎市内に韓国料理屋のいい店を見つけました!陸(山田陸選手)とかナグ(名倉巧選手)とよく行ってますよ。
―今季はこれほどまでにない期待感がサポーターから寄せられていると思います。プレイヤーとして実感する部分はありますか?
期待されているのはめちゃくちゃ感じますし、その想いに応えたいですよね。自分たちらしく、自分たちのペースでやっていけば、自ずと結果がついてくると思うので、焦らずゆっくり構えながら、期待に応えるために準備していければいいなと思います。
―そんな中で、松澤選手は最も注目されている選手の一人だと思います。
ありがとうございます。ファンサービスのときもたくさんのサポーターさんに声をかけてもらえますし、ホームのときも自分がボールを持ったら会場が沸いてくれるのをプレーをしていて感じています。めちゃくちゃ力になっていますし、うれしいですね。
―開幕戦も「松澤劇場」と賞されていましたが、開幕前から考えていたことや、新シーズンでピッチに立ってみて感じたことは?
今季は、開幕前から「結果を出す」というところを意識していて、毎試合結果を取るつもりで試合に入っていきたいと思っています。開幕戦はアシストという結果ができましたけど、第2戦のアウェイでは結果を残せなかったので、これからももしっかり結果が残せるようにがんばりたいと思っています。
―第1戦はベンチからのインパクトメンバー、続く2戦はスタメンと、起用される場面が毎回代わっていますが、入り方とか戦い方の部分で、変えていることはありますか?
それはもちろん。熊本戦は負けている時点からの途中出場。点を取らなければいけない場面だったので、どんどん仕掛けていきました。山口戦はスタメンで、両方ゼロからのスタートで相手を見ながらの入り方でした。振り返れば、もっと早い段階でどんどん仕掛けても良かったかなと思います。試合の状況によって変わってくると思いますが、もっと経験しながらアジャストしていきたいですね。
―今季は同ポジションにエメルソン選手も加入してきて、笠柳翼選手と合わせてチーム内競争も激化していくと感じています。目標や課題はありますか?
結果を残すのはもちろん、今年は「成長」という面も意識しています。同じポジションに(笠柳)翼とエメルソンという素晴らしい選手がいるので、競争できて今、本当に楽しいですし、絶対に成長できると思います。僕自身も、この1年でどれだけ成長できるか、とても楽しみです。
― 昨シーズンのピーススタジアムのパフォーマンスが話題になりました。今季はやってみたい、計画しているパフォーマンスはありますか?
やってみたいパフォーマンス?特には決めていません(笑)また 座ってはみたいですけど。(※2024年11月10日J2リーグ最終節・愛媛FC戦で、松澤選手ゴール直後のパフォーマンスで、最前列の前の手すりに座るパフォーマンスが行われました。)
―今季は例年以上に優勝・昇格が必達目標になると思います。今の手応えと、高めていきたいポイントは?
大事なのは、やっぱり「失点しないこと」。今は勝点が取れてますけど、まだまだ先の長いシーズン、失点が多いと取りこぼすことも多くなると思います。この部分を無くしていけば、自ずと昇格が近づいてくるのかなと。
―読者・サポーターのみなさんにひと言お願いします。
今年はホーム戦での勝利を第一に目指しています。満員での応援は、大きな後押し、選手の力になりますので、たくさんの応援をお願いします!
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