ながさきプレスWEBマガジン

  • 2018.4.1 MS&ADカップ2018
    なでしこジャパン×ガーナ女子代表
    マッチリポート

     

     2018年4月1日(日)、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の国際親善試合が5年ぶりに諫早市で開催されました。

    対戦相手はガーナ女子代表。FIFAランキングでは46位のチームで、対する日本は11位です。
    ※2018年3月23日付のFIFAランキング
    ランキングが離れているとはいえ、身体能力の評価が高い相手を前に、なでしこジャパンはどのような戦いを見せたのでしょうか❗❓


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     試合会場はトランスコスモススタジアム長崎。スタジアムには6,782人のサポーターが詰めかけました。

    もちろん、ガーナ人の方々も応援に駆けつけていましたよ🇬🇭

    長崎県でサッカーやフットサルの発展に尽力されている方々も、大会の運営に汗を流していました。


     キックオフの時間が刻々と近づく中、なでしこジャパンの高倉麻子監督が席につきます。

    続いて選手の入場。選手の表情にもちろん笑顔はなく、試合に向け集中力を高めている様子が窺えました。

     

    そして国際試合で忘れてはいけないのが国歌斉唱。
    選手全員が右手を左胸に当て、日本代表としての誇りを国歌に込めます🇯🇵

     

    JFA(日本サッカー協会)の田嶋 幸三会長も出席されていましたよ✨

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     13時32分、日本のキックオフで試合開始

    序盤、ガーナの長い手足と高い背丈を前に、日本はテンポよくボールを回すことができず、なかなかリズムを掴めません。

    その状況を打破したのがタイ出身の田中 美南選手。

    前半14分、増矢 理花選手からの絶妙なスルーパスに抜け出した田中選手が左足でゴールに流し込み先制スコアを1-0とします。

    このままリズムに乗りたい日本でしたが、決定機を外した24分、クロスボールのクリアミスをガーナのJ.アイヤム選手が逃さずヘディング。ポストからの跳ね返りを再び自ら左足で蹴り込みゴール。1-1の同点とされます。


     ここで悪い流れにならないのが今の日本。

    その5分後の29分、コーナーキックのクリアミスを田中選手が拾い、シュートフェイントから右足でのシュート❗キーパーに当たった跳ね返りを岩渕 真奈選手が押し込みゴール❗スコアを2-1とします。

    その後リズムを掴んだ日本はテンポよくボールを回し、43分に右サイドを駆け上がった中島 依美選手が中央にボールを折り返し、最後は増矢選手がゴール右隅に蹴り込み、スコアを3-1とします。

    そしてこのまま前半が終了。勝利への希望を後半に繋げます。

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     そして後半戦のキックオフ⚽

    完全にリズムを掴んだ日本は、前半以上に少ないタッチ数でボールを回し、後半早々の48分、隅田 凜選手からのパスを中島選手が右足を振り抜きゴール❗。スコアを4-1とします。

    後半59分には川澄 奈穂美選手が2年ぶりに代表のピッチに立ち、サイドのポジションから正確なクロスボールを供給。

    74分には高木 ひかり選手のゴール、続く79分には菅澤 優衣香選手がゴールし、最後は83分に川澄選手の正確なクロスボールに鮫島 彩選手が左足で合わせ、7-1でタイムアップ。

    特に最後のゴールは、長くなでしこジャパンを支えてきた2人のホットラインということで、会場は大いに盛り上がりました✨


     試合後すぐに行われた壮行式では、高倉監督より本日の試合の感想や4/6から始まる『AFC女子アジアカップヨルダン2018』への意気込みが語られました。

    その後、JFAの川嶋会長から花束が贈呈され式は終了。

    最後にチーム全員がスタジアムを回り、手を振ってサポーターの声援に応えていました👋👋👋

     

    4/7に行われるAFC女子アジアカップ・ベトナム戦を前に、弾みをつけたなでしこジャパン。

    2019 FIFA女子ワールドカップの出場もかかるこの大会にも期待し、日本からエールを送りましょう❗

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