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〈長崎県美術館〉金曜ロードショーとジブリ展 プレススタッフ潜入レポート!

「金曜ロードショーとジブリ展」が長崎初上陸!

©studio Ghibli

 

ついに長崎県美術館でスタートしました、「金曜ロードショーとジブリ展」!

 

これまで東京・富山・京都などで開催されてきたこの展覧会、九州ではなんと長崎が初上陸。

 

ジブリファン、そしてあの金曜の夜を愛する全ての人に届けたい、夢とノスタルジーがぎゅっと詰まった展覧会です。

 

見どころたっぷりの展示とともに、注目の限定メニューまで、レポートしちゃいます♪

 

 

時代を旅してジブリに出会う

まず足を踏み入れるのは、スタジオジブリと「金曜ロードショー」の軌跡をたどる展示室。

 

1985年、日本テレビの特別番組で「風の谷のナウシカ」が初めて放送されたのを皮切りに、ジブリ作品は“金曜ロードショー”で数多くの名作が紹介されてきました。会場ではその放送年とともに、公開当時の時代背景や世相が紹介されており、作品がどんな時代とともに歩んできたのかを感じられます。

 

さらに、「風の谷のナウシカ」から「劇場版 アーヤと魔女」まで、スタジオジブリのほぼ全作品の絵コンテ展示も。構図やセリフ、演出の意図が描き込まれた絵コンテからは、作品が生まれる瞬間の空気が伝わってきます。

 

時代と創作、ふたつの視点でジブリ作品を感じられる、見ごたえたっぷりの導入エリアです。

 

 

ジブリの幻燈楼

 

©studio Ghibli

 

こちらは、「ジブリの大博覧会」富山展のために作られた巨大な「ジブリの幻燈楼(げんとうろう)」。
“幻燈”ってちょっと聞きなれないけど、フィルムや造形物に光を当ててレンズで映像を投影する、昔ながらの映写装置なんです。

 

 

©studio Ghibli

 

この幻燈楼は、富山のガラス作家さんたちとスタジオジブリのタッグで誕生したもの。

ジブリ作品に登場するキャラクターをモチーフにしたガラスオブジェに光が当たると、音楽とともにふわりと浮かび上がるように映し出されます。

 

壁際にはベンチも用意されていて、ゆっくり座ってその世界に浸れるのも嬉しいポイント。
静かに広がる光と音の演出に、つい時間を忘れて見入ってしまいます。

 

 

王蟲に会える!?「ナウシカ」の腐海が登場

そして、会場内で最も“異世界感”が強いのがここ!

「風の谷のナウシカ」王蟲の世界

 

©studio Ghibli

 

 

圧倒的な造形力で再現された“腐海”の空間には、リアルすぎる王蟲や大王ヤンマ、ムシゴヤシたちがずらり。

これらは、世界的にもファンの多い造形作家・竹谷隆之さんをはじめとするクリエイター陣が手がけたもので、映画の世界そのままの迫力を目の前で体感できます。

 

 

©studio Ghibli

©studio Ghibli

 

これはぜひ間近で見てほしい…!写真じゃ伝わらない迫力です。

 

このコーナーのもうひとつの見どころが、最先端の技術を使ったARフォト体験!
特別協賛のau(KDDI)の協力により、プロ仕様の遠隔操作カメラ「マチカメ」を使って、まるで腐海の中に入り込んだかのような1枚が撮影できます。
ジブリの世界に自分がいるなんて、ちょっとワクワクしませんか?

 

 

映画のポスターに入り込める!?人気作品のフォトブース体験

 

©studio Ghibli

 

さらに奥に進むと、「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「魔女の宅急便」など、名作ポスターの中に入り込んだような写真が撮れるフォトブースコーナーが登場します。

 

©studio Ghibli

 

まるで映画の主人公になったような気分で撮影ができるこの体験、実は美術館のスタッフさんが撮影をサポートしてくれるので、ひとりでも気軽に楽しめます。

 

お気に入りのワンシーンを、自分の記念に残してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

©studio Ghibli

©studio Ghibli

 

 

特設ショップもお見逃しなく!

 

©studio Ghibli

 

展覧会を楽しんだあとは、特設ショップにもぜひ寄り道を!

会場の雰囲気がそのまま続いているみたいで、ここでもジブリの世界に浸れちゃいます。

 

©studio Ghibli

 

「金曜ロードショーとジブリ展」公式図録をはじめ、フライデーおじさんの普段使いしやすそうなグッズや、幻燈楼がモチーフのシールやファイルなど、見てるだけでも楽しいアイテムがいろいろ。

 

「これも欲しい、あれもかわいい!」ってつい悩んじゃうかも…!

 

 

 展示のあとはカフェで一息。限定メニューが可愛すぎる

展示を見終わったあとは、長崎県美術館カフェでのお楽しみが待ってます!

「金曜ロードショーとジブリ展」の開催期間中(4/24~7/6)限定で登場するのがこちらのドリンクたち

 

 

  • 金曜ジンジャーエール
  • 金曜ビールショー
  • 金魚鉢のソーダ

 

「千と千尋の神隠し」に登場する釜爺がドリンクを飲む姿が描かれた、オリジナルラベルの瓶がかわいいジンジャーエールとビール、そして金魚鉢型グラスで提供されるカラフルなソーダは、見た目も味も大満足の一杯!

展示のあとの余韻にひたりながら、ここだけのジブリの世界をもう一度ゆっくり楽しめちゃいます。

 

他にもおすすめなのが、長崎県美術館カフェならではのグルメたち!
長崎のこだわり食材が楽しめる「いろどり野菜長崎角煮ごはん」や、開館20周年を記念して生まれたスペシャルスイーツ「フルーツ・カタラーナ」もいただけちゃいます。

 

最後に…

映画を観るように、歩き、感じ、思い出す。「金曜ロードショーとジブリ展」は、ただの展覧会ではなく、“記憶を旅する空間”でした。

長崎で体験できるこの貴重なチャンス、ぜひ足を運んでみてください!そして、懐かしいあの夜を、もう一度感じてみませんか?

 

 

©studio Ghibli

 

 

イベント名

金曜ロードショーとジブリ展

日時

開催期間:2025年4月24日(木)~7月6日(日)

定休日:5/12(月)・5/26(月)、6/9(月)・6/23(月)

料金

【一般】当日1,900円、平日夕方1,700円
【中高生】当日1,500円、平日夕方1,300円
【小学生】当日1,200円、平日夕方1,000円
チケットはローソンチケット・日テレゼロチケ・長崎県美術館で販売

平日夕方券は月曜~金曜日の17時以降の入場が対象(4/28・29・30、5/1・2・5・6は対象外)

お問い
合わせ

長崎県美術館
095-833-2110

場所

長崎県美術館企画展示室

 

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