今の時期、コーヒーを自宅で愉しむ人も多いはず!
まずは、コーヒー豆を知ることから始めましょう。
今回、コーヒー豆のことやコーヒーの淹れ方を教えてくださるのは出島珈琲焙煎所の野田信治さんです!!
自分の好みの味を店員さんにしっかり伝えること。深煎りか浅煎りか、コクか酸味かなどを伝えて、どの豆が良いか教えてもらいましょう。
また、焙煎したての豆を選ぶのも大事です。美味しいコーヒーには、鮮度が何より重要です。
使う分だけ豆を取りだしたら、空気をできるだけ抜いて冷凍庫または冷蔵庫で保存しましょう。温度を一定に保つのがポイントです!
お湯をかけた時に、鮮度が良いものは膨らみますが、悪いものは膨らまず、びちゃびちゃとした水たまりのようになります。これは、コーヒー豆から発生するガスが抜けきっていることを示し、鮮度が落ちていることも表しています。
コーヒーは酸化しやすいので、鮮度が落ちた時は豆を細かく挽いているのを粗挽きにしたり、いつもより粉を多くしたり、お湯の温度を高めるなどして調節してみてはどうでしょうか。
また、一度にたくさん購入するのは控えましょう。
一般的に焙煎は8 段階で表しています。深煎りだと苦みが増し、浅煎りだと酸味が増します。
ちなみに、コーヒーの場合の“酸味”というのは果物のような酸っぱさなので、フルーティーな味わいを堪能してくださいね。
SCAA(アメリカスペシャルティコーヒー協会)基準で認定された80点以上のコーヒーのこと。“良いものには、相応の評価を”と始まったコーヒーの格付けにより、コーヒーにもクオリティが求められる時代に変わりました。
基本に戻って淹れてみましょう。自己流を突き進み、適正な粉の量やお湯の温度とはかけ離れているかもしれません。
もちろん、さまざまな豆を使って味や香りを楽しんでいただきたいので、基本を忘れずに淹れてみてください。
さまざまなコーヒーを楽しめるような、コーヒーとじっくり向き合えるゆとりのある時間をぜひ、生活の中に取り入れてみましょう。
コーヒーの知識を深めたら次は実践へ!
おさえておきたい定番のドリップ
粉をセットしたら熱湯を少量注いで20 秒ほど蒸らす。
一杯淹れるには、10gの粉に対して、180cc のお湯が目安とのこと。
一番膨らむ1投目は、中心から外へ円を描くようにそっと注ぐ。
表面の粉全体が膨らみきったら、注ぐのをいったん止める。
粉の真ん中が沈んできたタイミングで、次の2投目を注ぐ。
同じようにして繰り返し注ぎ、必要な量を確保したら注ぐのを止める。
ペーパーの形にあわせて粉が均等に張り付いていたら、うまく抽出できた証。
底に溜まってしまわないよう気を付けよう。
誰でも美味しいコーヒーが作れちゃう優れもの
10gの粉に対し、180ccのお湯を用意。フレンチプレスに粉を入れ、お湯を注ぐと同時にタイマーのスイッチを押し4分計り始める。
お湯を注ぎ入れたら蓋をして、4分経つまでしばらく待つ。フレンチプレスは、粉・お湯・時間、それぞれ適正量を守るのが大事!
4分経ったらプランジャーを押し下げ、カップに注ぐだけ。旨みが解け出たコーヒーオイルもいただけるのが、フレンチプレスの魅力。
最後に
今までコーヒーを自分でドリップするのにハードルを感じている方、これからコーヒーはじめようと思ってる方は、おうちにいる時間が増えているこの時期を活用して、ぜひコーヒーをおうちで淹れてみられてはいかがでしょうか!
コーヒー豆についての疑問やコーヒーの淹れ方を教えてくださった
〈ATTIC〉の姉妹店。焙煎工場として、日々新しい豆を焙煎している。〈ATTIC〉にて豆の購入もできるので、ぜひ一度味わって。
名称 | 出島珈琲焙煎所 |
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営業 時間 | 11:00 ~os23:00 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | なし |
お問い 合わせ | TEL:095-820-2366 |
場所 | 長崎県長崎市出島町1-1出島ワーフ1F |
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