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KokonNiki MAPで巡る、島鉄沿線まちあるき

 

島原市といえば、お城や城下町、湧き水が有名な場所でも名所だけではなく、海と山の恵みを大切に育み、地元を愛するあたたかな人との出会いが楽しめるのも特徴。

 

島原市の地域おこし協力隊・上田さんが自ら足を運んで見つけたディープなおすすめスポットを巡る旅をご紹介!

 

 

KokonNiki MAPとは

地域おこし協力隊の上田さんが故郷の島原市に戻り、改めて感じた島原鉄道沿線の魅力を手描きの鳥瞰図マップにまとめたもの。第一弾として島原船津駅周辺の情報をまとめたマップを発行し、駅構内や周辺商店などで配布。またSNSでも地域の魅力を発信中だ。ちなみに“ここんにき”とは、島原の方言で“この辺り”という意味。

 

まずは外せない島原のオイシイ一押しスポットへ

 

島原駅を一つ通り過ぎた先、島原船津駅がまちあるきのスタート地点。

今回は地域おこし協力隊の上田さんの案内のもと、徒歩で様々なスポットを巡る旅。

 

道中「このお店の人が面白いんですよ」「あそこから見渡す景色がきれいで」と、とにかく話のネタが尽きない上田さん。

島原市ならではのヒト、モノ、場所のディープな魅力を満喫する旅となった。

 

島鉄沿線のまちあるき案内人はこちらの方!

島原市 地域おこし協力隊 上田 友さん
島原市出身。これまで福岡市で20年以上暮らしていたが、昨年12月から地域おこし協力隊として帰郷。持ち前のフットワークの軽さで地元民との関係をすっかり深めている。

上田さん
このまちには、ぜひ島鉄に乗ってお越しくださいね。

 

 

島原船津駅

 

 

 

南島原駅が10月1日に改称して島原船津駅に。島原鉄道の車両基地があり、さまざな「幸せの黄色い列車」たちを見ることができる。

今回のまち歩きでは、全て駅から徒歩圏内のスポットを紹介。小さな通りを探検しながら巡ってみよう。

 

infomation
長崎県島原市津町409-1 TEL:0957-62-4706

 

地魚専門店 お食事処 平野鮮魚

「海鮮丼」990円。山芋とレタス、大葉、そして散りばめられた飛び子が食欲をそそる。

 

〈わざわざ食べに足を運びたい、有明海の恵みが詰まった海鮮丼〉

 

最初に足を運んだのは、県外からも多くの客が足を運ぶ〈平野鮮魚〉。

 

「いつも混んでて、僕も3回目でやっと入れたんです」と上田さんも話す通りの人気店だ。名物の海鮮丼は10種類の新鮮な魚がのった贅沢な逸品。
一見ボリューミーだが、山芋が入ることでスルリと完食できる。

 

infomation
長崎県島原市中組町257-1 Tel.0957-62-4644 営11:30〜14:30(os14:15)

 

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洋食と喫茶 COSTA

 

〈何度でも訪れたくなる、気取らない唯一無二の場所〉

 

幸先よくお腹を満たした後は、築150年以上の蔵を改装したオシャレなカフェ〈COSTA〉でカフェタイム。

建物のもつ風格や味わいを活かしつつ、店主・竹内さんが工夫を凝らした内装は心地よい空間だ。

「酵素ジュース (ヤマモモのシロップ ソーダ割り)」550円(左)と「マフィン(ピーナッツバターとココアビスケット)」400円(右)

 

infomation
長崎県島原市湊新地町450-1 Tel.0957-60-4604 営.11:30〜17:00/18:00〜22:00(平日夜は要予約)

 

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「なんだか僕がサボってる場所を回ってるみたいだ(笑)」なんて話す上田さんは、同じく島原に帰郷してきた竹内さんともすっかり仲良し。

 

なんでもない会話が新しいアイデアを生み出し、それが地元の活気にも繋がっていくのだろう。

 

楽しいおしゃべりもほどほどに、次のスポットへ出発!

 

 

 

この場所でしか出会うことのないあたたかい人たち

 

カステラといえば長崎?

 

いえいえ、ここ島原にもあるんです。

 

明月堂

「島原かすてら」1個300円。雲仙の大自然で育てられた「塚ちゃん雲仙たまご村」の新鮮な卵を使用

 

〈島原の食材を活かしたオリジナルカステラ〉

 

創業から70年を超える老舗〈明月堂〉。

 

かつては洋菓子や和菓子も手がける街の菓子舗だったが、新しい名物を作ると一念発起。

 

島原の素材を使ったオリジナルの「島原かすてら」は素材を活かしたあっさりした甘さが特徴だ。

 

infomation
長崎県島原市中組町7 Tel.0957-62-3883 営.9:30〜19:00

 

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上田さんのお気に入りは、地元・山崎本店酒造場の純米大吟醸を使った酒香味のカステラ。

「鼻に抜ける香りとコク、たまりません」と得意げな様子でオススメしてくれた。

 

 

 

そして最後に向かったのは、みなと商店街の中でも一際賑やかな雰囲気の〈福屋衣料店〉。

 

福屋衣料店

懐かしのアイテムを眺めながら話が弾む荒木さんと上田さん。地元を想う熱い気持ちは共通している

 

〈まちの歴史を今に伝える今も昔も変わらないお店〉

 

婦人服や学生服のほか、近所の小学生向けに駄菓子も扱う、まさに街中の人が集まる場所。

 

infomation
長崎県島原市広馬場町360-1 Tel.0957-62-4031 営.9:00〜20:30

 

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「うちはお客さんに『いらっしゃいませ』じゃなく『おはよう』って挨拶する間柄だね」と話す店主・荒木さんの胸には”感謝“の文字。

 

「これがそのまま商店街を表しているんですよ」と上田さんが話す通り、どのお店も「ありがとう」と訪れたこちらに感謝するあたたかな気持ちに溢れていた。

 

 

世間話をしながら歩き、その場所で顔を合わせて、初めて分かるもの。

それを見つける旅は、とても素敵だと思った。

 

上田さんも「こんな魅力的な人たちだから、自然と紹介したくなるんですよ」と笑顔。

 

島原ならではの出会いを満喫した一日だった。

 

 

“ここんにき”オススメスポット!

正地稲荷神社

 

〈目にも美しい朱色が映える稲荷神社〉

 

鮮やかな朱色の大鳥居が目印の稲荷神社。参道にはいくつもの稲荷鳥居が並んでいる。

駅からは少しだけ離れているが、迷いながら進むまち歩きも楽しいもの。

敷地内には神の使いである白狐さんの像も置かれている。

 

infomation
長崎県島原市栄町8680 Tel.0957-64-4444

 

 

八幡神社

 

〈まちで暮らす人たちの心の拠り所〉

 

第三小学校の正門前の通りを進んだ先にある八幡神社。毎年秋の大祭では氏子さんたちが太鼓や笛、舞などを披露する。

町内で日々生活している人たちにとって身近で大切な場所だ。

 

infomation
長崎県島原市八幡町7681 Tel.0957-62-5376

 

 

福屋衣料店のあるみなと商店街は、港町にちなんでタツノオトシゴがキャラクター。今でも様々な場所に看板や像として置かれている
福屋衣料店のあるみなと商店街は、港町にちなんでタツノオトシゴがキャラクター。今でも様々な場所に看板や像として置かれている

かつて港町として大きく栄えた場所とあって、今でも多くの漁船が並んでいる。まさに有明海の恵みとともにまちが発展してきた
かつて港町として大きく栄えた場所とあって、今でも多くの漁船が並んでいる。まさに有明海の恵みとともにまちが発展してきた

 

創業100年を超える〈古川青果〉の店主とともに。上田さん曰く「あの人は釣りの達人」とのこと。地域の頼れる存在だ
創業100年を超える〈古川青果〉の店主とともに。上田さん曰く「あの人は釣りの達人」とのこと。地域の頼れる存在だ

 

ここんにきプロジェクト始動!

 

今回紹介した島原船津駅周辺のマップのほか、今後も島原鉄道沿線の様々な魅力を上田さん自ら取材して発信していくプロジェクト。マップを作成するだけではなく、右記SNSでも情報発信!

 

Instagram - kokonniki_shimabara「♯kokonniki

youtubeチャンネル - 長崎県島原市

Facebook - 島原市地域おこし協力隊

 

問い合わせ 島原市政索企画課 Tel:0957-62-8012

 

\ みなと島原の動画も公開中! /

 

 

 

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