新上五島町有川地区では、7月26日(木)・27日(金)・29日(日)の3日間、〈五島うどんの里〉を中心に、夏のイベント「ありかわ縁日」が開催されます。
26日は有川神社の「祇園祭」。午後6時から、国の重要無形民俗文化財「五島神楽」に含まれる「有川神楽」十三番が奉納されます。
27日は「花火大会」。屋台が立ち並び、午後6時から各種ステージイベントが行われます。午後9時からの花火大会は、都会の花火大会に比べると規模は劣りますが、会場近くから打ち上げられるため「ドーン!」という音が体に伝わり、臨場感がすごい!
29日は「十七日祭り」。昔々、有川では3年続けて決まった日に海での事故が相次ぎ、神託によりお祀りしたのが、鯨のアゴ骨の鳥居で有名な「海童神社」。この神社での海難防止の祈願祭が、いつのころからか即席の「にわか芝居」の奉納となり、今でも有川・6つの地区による奉納がなされています。当日は午後1時から「海
童神社」で奉納。その後、各地区内でも披露され、大いに賑わいます。
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が登録勧告され、海カフェなどの新スポットも続々と誕生する新上五島町。ぜひご来島ください!
profile
江口 太一郎 新上五島町商工会青年部長。同時に「ありかわ縁日」実行委員長も務める。家業は新上五島町内唯一となった豆腐店「江口食品」の後継者。プライベートでは、神楽などの伝統芸能・行事の団体にも所属。妻と子どもの5人暮らし。
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