五島列島も世界遺産に登録され、あらためてキリスト教徒の独特な宗教観がクローズアップされていますが、宇久島は世界遺産に登録されていません(残念!)。しかし、目には見えない「神様の力」が宿っているとされるスポットが、島内の至る所に存在します。
宇久島南部、下山地区にそびえたつ、巨大な樹木アコウ。南国の植物で、沖縄や奄美に多く自生している樹ですが、五島列島各所でも見ることができます。そんなアコウですが、この下山にあるアコウは幹周りが16mと、実に4階建てのビルに相当する長さ。
佐世保市の天然記念物になっており、五島列島の中でも随一の大きさを誇りますが、今もなお成長し続けています。海のすぐそばに生えており、毎日潮風にさらされ、時には台風、大雨の猛攻を受けながらも、すくすくしっかり育っています。通常の植物では枯れてしまうような環境でも元気に育つことから、近年では「活力あふれる」パワースポットとして、宇久島の観光地の中でも人気上位に入る注目スポットです。
宇久平港から車で約10分程度、写真では伝わりにくい大迫力のスケール感をぜひ体感してみてください!
profile
檜垣 督 宇久町観光協会職員。大阪出身の元熱帯魚販売店員で、海の青さに魅せられて2014年春に宇久島へ移住。観賞魚を飼育していたという前職の経験を活かし、自然の観光資源を日々探している。趣味は釣りやカメラ、バンド活動。
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