4月のある日の朝、宇久・小値賀漁協へ行ってきました。小値賀町の漁業はブリ、ヒラス、イサキなどの一本釣りを中心に曳縄、はえ縄などの漁船漁業が営まれています。
春夏秋冬、季節が変わると獲れる魚も変わり、食卓に並ぶ料理の品数が変わるということは日常茶飯事。冬の寒い時期はヒラスやシビの刺身、アラ、アコウやスズキの鍋と、脂がのったおいしい魚に舌鼓を打っていましたが、4月は漁の切り替え時期にあたるため獲れる魚の種類は少ないとの情報も。閑散としているかなと思いつつ漁協へ向かったところ、水揚げされた魚の種類に驚きました。
ヒラスや鯛、アラカブにアコウなど小値賀町民がよく食べている魚から、アカムツや金目鯛など町内ではほとんど流通しない魚種も多く、また、春ごろに旬を迎えるイサキやイカもたくさん揚がっており、漁協の水揚げ場はとても賑わっていました。
2000年から小値賀町では市場で評価の高かったイサキを「値賀咲」とブランド化し、他産地との差別化を図ってきました。刺身はもとより、煮つけや塩焼き、お吸い物にして食べると絶品です。今から旬を迎えるこの機会に、小値賀のブランド魚「値賀咲」を食べに来ませんか?
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赤波江 辰志 小値賀町役場総務課企画振興班企画係所属。5年前小値賀へ戻ってきてからの体重増加で友人から驚かれることが多くなり、三十路を迎えた4月から細々とダイエットに励む。好きなものはお酒とアルコール……。最近生まれた長女とお風呂に入ることが癒し。
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