「諫早」のおはなしvol.1
諌早、お願いパワースポット
「長期休みを使って思いきり観光!」というわけにもいかない期間が長く続いています。
なんだか気分がアガらないこんなとき、感染拡大防止のためにも、時間をかけないサクッと観光にパワースポットで気分転換しながら願掛けしてみてもいいのでは。
長崎県の中央部にある諫早市には、ちょっと面白いパワースポットがたくさんあるんです。
まずは、コロナで一躍有名になった"疫病退散のあの妖怪"ともゆかりのある「諫早神社」をご紹介します。
九州総守護「おしめんさん」こと「諫早神社」
JR諫早駅から徒歩5分のところにある「諫早神社」は、「四面宮」「おしめんさん」として古くから人々に親しまれてきました。
奈良時代の神亀五年(西暦728年)に、聖武天皇の勅願により石祠を祀ったのが始まりと言われています。
「四面宮」とは、『古事記』の国生み神話に由来するもので、「九州総守護」の神々をお祀りする神社のこと。
もともとは島原半島を中心に多く建立されている神社でしたが、神仏分離が行われた際に「四面宮」の名前は全て変更されました。
境内にある大きなクスの大木は、「諫早神社のクス群」として、6本が長崎県天然記念物の指定を受けています。
最も大きいもので、目通り幹回り7.8m・高さ25mもあり、ご神木として崇められています。
疫病退散の願いを込めて
日本一の「アマビエ」さま
諌早神社は、2020年のコロナ禍のなか、疫病退散・無病息災の願いが込められた「アマビエ」の木造が奉納されたことでも有名になりました。
九州全体の守り神が祀られている神社であるため、九州・熊本の海に表れたとされる疫病退散の妖怪「アマビエ」ともゆかりがあると言われています。
高さ115cm・直径80cm (波140cm)と日本一の大きさを誇るこの木像、諫早神社造成の際に保管されていたクスを使用して作られたそう。
神社オリジナルの、アマビエのペーパークラフトなども無料配布されており、コロナの終息を願う人々が訪れるスポットとなっています。
〈諫早市のゆるキャラ「うないさん」のオリジナル置物おみくじ〉
名称 | 諌早神社 |
---|---|
駐車場 | 境内に参拝者用駐車場あり |
お問い 合わせ | TEL:0957-22-2073(お問い合わせ受付9:00~17:00) |
場所 | 長崎県諫早市宇都町1-12 |
諫早の他のお話はこちら
コメントを投稿するにはログインしてください。