「孔子廟」のおはなしvol.2
修学旅行で自慢できる!孔子廟“もう一歩”踏み込んだおはなし。
孔子廟の中には、中国歴代博物館と長崎孔子廟史料館の2つの施設が併設されています。
儒教の祖である孔子は、中国や台湾では学問の神様として、受験生たちに崇められているのだとか。博物館にてしっかりと学んでみれば、孔子のありがたいご利益が届くかもしれません。
中国国宝級の銘品たちが、いつでも見られるという幸せ/ 中国歴代博物館
孔子が祀られている大成殿の奥に続いている建物が、中国歴代博物館です。
日中の友好関係をつなぎ、文化交流を交わす場として、1983(昭和58)年に誕生しました。
東京ディズニーランドと同級生なんだとか。
こちらには、中国各地の博物館から提供された、国宝級の貴重な文物が常時展示されています。
ほぼ一年を通じて公開されているので、いつでも何度でも見学・学習可能です。
特に北京故宮博物院からの美術品展示は、中国国外においてはこちらこででしか観ることができないものばかり。
展示品は2~3年ごとに入替えられ、毎回「門外不出の銘品」が公開されているとのことなので、チェックしておく価値アリです。
孔子のこと、孔子廟のことがよくわかるフロア/長崎孔子廟史料館
中国歴代博物館の同建物3階フロアにあるのが長崎孔子廟史料館。こちらは2012(平成24)年に新設されました。
長崎孔子廟が所蔵している銘品や関連資料の数々が展示されていて、孔子のこと・孔子廟のことを学ぶにはうってつけの場所です。
この 「中国歴代博物館」、「長崎孔子廟史料館」は、ランタンフェスティバルの開催期間は17:25で閉館するので、ランフェス中に立ち寄りを企画している人は気をつけて。
学生にオススメ、一石〇鳥のご利益スポット
先ほども言いましたが、孔子は「学問の神様」。こちら長崎孔子廟も合格祈願のご利益満載です。
秋には受験を控えた学生たちのために「合格祈願祭」を執り行っています。2019年は11/2に行われています。
また、大成殿の中で販売している線香かロウソクどちらか購入して参拝すれば、希望する人には合格祈願のお札がいただけます。
山東省曲阜(きょくふ)孔子廟から入手しているという、とっても貴重なお札です。
中国のことを学べて、肌で歴史を感じ、そして合格のご利益までいただけちゃう(!?)一石二鳥ならず何鳥にもなっちゃうスポットですね。
名称 | 孔子廟 中国歴代博物館 |
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駐車場 | 大型バス2台※観覧利用のみ無料(事前の予約が必要) 普通車等は、近隣にコインパーキング有り |
お問い 合わせ | TEL:095-824-4022 |
備考 | 【開館時間】9:30~18:00(最終入館17:30)
【休館日】無休
【料金】 大人:一般660円(団体528円) 高校生:一般440円(団体352円) 小・中学生:一般330円(団体264円) ※ 団体は、20名様以上の団体割引金額です。 ※ 金額は、博物館の観覧料込みの金額です。 |
場所 | 長崎県長崎市大浦町10-36 |
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