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  • 〈眼鏡橋vol.2〉修学旅行で自慢できる!眼鏡橋“もう一歩”踏み込んだおはなし。

    ながさきプレス観光課「眼鏡橋」のおはなしvol.2

    修学旅行で自慢できる!眼鏡橋“もう一歩”踏み込んだおはなし。

     

    実は、この中島川に架かる橋は、眼鏡橋だけではありません。「中島川石造アーチ橋群」と呼ばれ、現在もたくさんの石橋が残っています。

    前回の「眼鏡橋vol.1“キホン”のおはなし」でも触れた長崎大水害により流失したり、立て直されたりして今に至るこのアーチ橋郡は風情いっぱいです。

    〈袋橋〉

    〈東新橋〉

    〈常磐橋〉

    〈芊原橋〉

    眼鏡橋の撮影ポイントしてもピッタリの魚市橋袋橋。小説や映画にもなった「ぶらぶら節」の一節にもある大井手橋など、実にたくさんの石橋があります。
    さらに中島川は、長崎港までに続くルートに、浜町に近い鐡橋中央橋、2017年に約130年ぶりに開通された出島表門橋など、橋好き・橋マニアならずとも楽しめる橋スポットがたくさん!
    それぞれの歴史を紐解きながら、写真に収めたりレポートにまとめたりするのも、きっといい思い出になるはずです。

     

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    セメントなどは使っていない!石造りアーチ橋の高度な技術!

    400年以上前に造られた、この眼鏡橋。当然、当時はセメントなどはありません。実は、地元の石を切り出して加工して、それを積んだ造り。石橋は石同士が競り合う力で保っているんです。

    下から順に石を積み上げて、最後に要石(かなめいし)と呼ばれる石をアーチの真ん中にはめ込みます。これがピッタリとハマってしまえば、それぞれの石の重さが隣の石へとかかって、安定して崩れることがないのだそう。
    この技術で、長らく眼鏡橋は保たれてきました。長崎大水害の際も一部の損壊で済んだのも、こうした古くからの高い技術によるものでしょう。

    橋の向こうにまた橋が!

    石橋群は中島川の上流まで、十数基にわたって続いています。川沿いに辿ってみるのもよいのではないでしょうか。

    名称

    眼鏡橋

    アクセス

    【JR長崎駅から】路面電車号系統「蛍茶屋 行き」に乗車→「市民会館」電停下車→徒歩4分

    【大浦天主堂・中華街方面から】路面電車4号系統・5号系統「蛍茶屋 行き」に乗車→「眼鏡橋」電停下車→徒歩3分

    駐車場

    周辺にコインパーキングあり

    備考

    国指定重要文化財(指定年月日 昭和35年2月9日)

    場所

    長崎県長崎市 魚の町・栄町と諏訪町・古川町の間

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