「龍馬通り」のおはなしvol.1
訪れる前にチェックしたい!龍馬通り“キホン”のおはなし。
幕末期の日本で欠かせない傑物と言えば、真っ先に挙がるのが坂本龍馬の名前。薩長同盟の成立をはじめ、多大な功績を持つ偉人です。歴史小説や時代劇、マンガや映画など、多くの物語に欠かせない人物として、知らない日本人はいないと言っても過言ではないのかもしれません。
そんな歴史上の大ヒーロー・龍馬は、長崎にも幾度も訪れていたと言われています。鎖国期日本の唯一の貿易港・出島があった長崎の地に、長期滞在は計3回、短い期間の滞在はさらに多かったのだそう。現在も、長崎市内のいろいろな場所に龍馬ゆかりのエピソードが点在しています。
「龍馬通り」を辿って、ゆったり歴史散策
長崎には龍馬通りと呼ばれるエリアがあります。寺町通りにある禅林寺と深崇寺にはさまれた路地から、亀山社中跡を経て風頭公園まで続く、石段交じりの坂道のことです。龍馬をはじめ、維新志士の同志たちが、この通りを使っていたのだとか。
通りには、龍馬が設立した“日本初の商社”亀山社中が。現在は、当時の建物に限りなく近い形へと改修・復元した長崎市亀山社中記念館を見学することができます。こちらの名誉館長は、坂本龍馬に造詣の深い、あの“武田鉄矢”さんです!
長崎市亀山社中記念館
【場所】長崎県長崎市伊良林町2-7-24
【TEL】095-823-3400
【時間】9:00~17:00
【入館料】大人300円、高校生200円、小中学生150円
さらに、近くには撮影スポットとしてもオススメの龍馬のぶーつ像、歩みを進めると亀山社中資料展示場が現れ、さまざまな資料が確認できます。そして、坂道を登りきると現れる風頭公園には、龍馬の像も建っています。
亀山社中資料展示場
【場所】長崎県長崎市伊良林2-9-2
【TEL】095-828-1454
【時間】9:00~17:00
【入館料】無料
ただひたすらに登らないといけないルートですが、散策路にはところどころに休み石が置かれているので、気長に、ゆったりと歴史散策を楽しんでみてください。
名称 | 龍馬通り |
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アクセス | 【龍馬通り入口(深崇寺と禅林寺の間)までのアクセス】 路面電車/「蛍茶屋 行き」に乗車→「新大工町」電停下車→徒歩約5分。
【風頭公園までのアクセス】 長崎バス/「長崎駅前東口」バス停から「風頭山 行き」に乗車→「風頭山」バス停下車→徒歩約6分。 長崎県営バス/「長崎駅前」バス停から「風頭町 行き」行きに乗車→「風頭町」バス停下車→徒歩約6分。 |
駐車場 | 【龍馬通り入口周辺(深崇寺と禅林寺の間)】 周辺にコインパーキングあり
【風頭公園周辺】 公園入口横の〈小川凧店〉敷地内に有料駐車場あり。 |
場所 | 長崎県長崎市寺町~長崎市風頭町(長崎県長崎市八幡町6) |
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