「世界遺産」のおはなしvol.1
感染対策しながら手軽に楽しめる“長崎が誇る世界遺産”!
なかなかお出かけも厳しい昨今、それでもどこかへ外出して、気分転換・リフレッシュしたいものですよね。
でも、そこはやっぱり観光都市・長崎。そんな気持ちにピッタリ寄り添ってくれる観光ポイントもたくさんあるんです。しかも「世界遺産」!
ディスタンスを取りながら、さっくり観光。もちろん風光明媚でキレイ、感動できることは間違いありません。
安心安全にサクッと楽しめるから、連休じゃなくったって梅雨時だって、暑くたって満喫できる、長崎ならではの世界遺産の旅をサジェストします。
長崎にある” 2つの世界遺産”
国内でも、世界遺産が複数種ある都道府県は、3種もある奈良県を筆頭に、京都や鹿児島、熊本など多数存在しています。
長崎県は「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業」と、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を有しています。
「明治日本の産業革命遺産」は、幕末から明治期にかけて、日本が急速な産業化・近代化を遂げていった歴史を物語る「産業革命遺産」。長崎は8資産が登録されています。
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、キリスト教が禁じられていた時代、密かに信仰を続けた潜伏キリシタンの記録を残す遺産群で、長崎市のほか、離島や島原、そして熊本県天草地方にある、計12の構成資産で成り立っています。
”2つの世界遺産”がお隣同士で楽しめる!
それぞれに魅力あふれる構成資産が揃っていますが、中でも一番にお伝えしたいのが「2つの世界遺産(の一部)がお隣同士で楽しめること!」
「明治日本の産業革命遺産」である「グラバー園(旧グラバー住宅)」、そして「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」である「大浦天主堂」、それぞれの世界遺産の構成資産の中でも重要なスポットが隣同士にあるのです。
その距離たった150Mほど!グラバー園散策を堪能した延長線で、大浦天主堂も覗いてみる……なんて2つの世界遺産を楽しむ贅沢なサクッと観光ができてしまうのです。
グラバー園についてはぜひ以前にご紹介した「グラバー園のおはなし」をチェックしてみて下さい。(→「グラバー園のおはなし」はこちら)
状況に応じて休館や時短営業などの可能性もありますが、もちろん、荘厳な外観だけでも見応えバッチリ!周辺には、大浦天主堂・妙行寺・諏訪神社が隣接する「祈りの三角ゾーン」や、坂のまち・長崎が誇る特徴的な「坂」もたくさんあるので、併せてぜひお楽しみあれ。(→「長崎の坂のおはなし」はこちら)
「2つの世界遺産」の構成資産は、併せて19箇所。そのいずれもが魅力の深い場所ばかり。今回は、その中でも気軽に足を運べて楽しめるスポットに焦点を当てて、紹介していきます。
世界遺産の他のお話はこちら
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