「世界遺産」のおはなしvol.2
感染対策しながら手軽に楽しめる「美景」な世界遺産
なかなか思いきり観光するのも厳しい昨今、時間をかけずに、安心安全に、世界遺産めぐりがしたい!
まずはサクッと「景観」を楽しむというのはいかがでしょうか。
連休じゃなくったって梅雨時だって、暑くたって満喫できる、「美景」を楽しむ世界遺産スポットを集めてみました。
● 明治日本の産業革命遺産 ●
ジャイアント・カンチレバークレーン ※非公開施設
長崎港の中央にそびえる、同型としては日本に初めて設置された電動クレーン。
110年以上を経た今も現役で稼動しているため、非公開施設であるが、長崎港周辺のスポット各所から、その姿を見ることができる。
敷地内には、同様に「明治日本の産業革命遺産」構成資産である「旧木型場」「占勝閣(※非公開施設)」や「第三船渠(※非公開施設)」も。
場所:三菱重工長崎造船所本工場内(長崎県長崎市飽の浦町1-1)
ビュースポット:グラバー園、水辺の森公園、長崎県美術館屋上、松ヶ枝国際ターミナル、鍋冠山公園、など
端島(軍艦島)
明治時代から昭和時代にかけて海底炭鉱によって栄えた島。
石炭の需要が石油に移ったことでその役目が終わり閉山した。
現在は無人島となり、多くの軍艦島上陸ツアー参加者が訪れるスポットとなっています。
→詳しくは過去記事「軍艦島のおはなし」(→記事はコチラ)へ
場所:長崎市高島町端島
TEL:095-822-8888 (長崎市コールセンターあじさいコール)
ビュースポット:高浜海水浴場、軍艦島展望所※水仙の里公園、権現山展望公園、夫婦岩、など
● 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 ●
原城跡
一国一城の令によって島原城(森岳城)を築城したため、日之江・原城は廃城となった。
1637年、この廃城となっていた原城に一揆が籠城したのが「島原・天草一揆」。
海辺の高台にあるため、対岸に天草を望むビュースポットとしてもおすすめ。
場所:長崎県南島原市南有馬町
TEL:0957-65-6333 (一般社団法人 南島原ひまわり観光協会)
中江ノ島
生月島と平戸島の間にある無人島で、潜伏キリシタンは、禁教初期にキリシタンが処刑された中江ノ島を殉教地として拝み、洗礼などに用いる聖水を採取する場所としていた。
現在は上陸はすることはできないが、平戸島や生月島から眺望することができる。
場所:長崎県平戸市下中野町
ビュースポット:主師港、生月島東海岸道路
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