「寺町通り」のおはなしvol.1
長崎の隠れた名所!寺町通り“キホン”のおはなし
〈八坂神社〉
2社14寺がほぼ一列にが立ち並ぶ寺町通り。長崎の長い歴史と荘厳な雰囲気を保ち、訪れる人に当時の面影を垣間見せてくれると歴史通の観光客が多く訪れる、隠れた名所です。
「和華蘭」文化と呼ばれる、長崎独特の文化の色み。
その「和」、そして「華」にまつわる影響を大きく与えた……、また、その名残を強く感じる一帯があります。
そう、寺町通りです。
長崎のお寺と言えば「崇福寺」や「興福寺」を真っ先に思い浮かべる人も少なくないはず。
しかし、2寺をつなぐ、そしてその延長線上に立ち並ぶのが寺町通りです。
〈興福寺〉
特に晧台寺から禅林寺にかけては、石畳の小道に沿って直線状に並び立ち、静粛に、そしてやさしい雰囲気を持っているエリアです。
いずれも、1600年代に建てられたという由緒あるお寺。
江戸時代、禁教であったキリスト教徒が増えていく中で、長崎在住の中国人たちにも、キリシタンの疑いがかかりました。
そのため、仏教徒であることを証明するために建立した、というお寺もあるのだとか。
〈八坂神社〉
当時の文化の香りが漂ってきそうな、歴史的な建造物はもちろん。
塀や石畳、石段など、石造りでまとめられた風情のあるまち並みは、ただただ通りを散策するだけでも豊かな気持ちになっていきます。
〈崇福寺〉
新大工方面より禅林寺から晧台寺までの直線的なストリートを過ぎ、崇福寺通りに出れば、一部国宝にも指定されている言わずと知れた「崇福寺」が。
〈八坂神社〉
さらに右左とカーブして歩みを進めば、長崎くんちの奉納踊りの踊り場が目の前にあることでも有名な「ぎおんさん」こと「八坂神社」、安産祈願や子宝祈願にもご利益があるとされる「清水寺」へと続いていきます。
〈清水寺〉
それぞれの寺社ごとに歴史の風格と霊験あらたかな場所・物が備わっているので、
まとめて一気に……は、伝える方も聞く側もなかなか酷なもの……。
ということで!
この寺町界隈のエピソードについては、数回に分けシリーズ展開で、ちょこちょこ取り上げさせていただきます。
〈八坂神社〉
まずは、長崎市の繁華街・浜市アーケードにほど近く、エリアの中でも最も有名な寺社が集結している崇福寺・八坂神社周辺をご紹介していきます!
名称 | 寺町通り |
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場所 |
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