「寺町通りエリア」のおはなしvol.2
寺町通り周辺のオススメスポット
「八坂神社」のおはなし
長崎くんちで奉納踊りが披露されることでも有名な「八坂神社」は、路面電車「崇福寺」停留所から路地に入ってすぐ、徒歩2分のところにあります。
路地を歩いていくと、道沿いに朱色の一の鳥居がそびえ立っています。
70段ほどの階段を上り、二の鳥居をくぐって神門へ。
周辺の市街地が見渡せて、眺めは抜群!
八坂神社のおはなし
むかし、長崎市今篭町に樹齢数百年を数える一老木があり、いつからかこの木のこかげに「ほこら」を設けて「天王社」とよばれるようになったのが始まりと言われています。
その後長崎奉行の許しによって、京都祇園社の御神霊を合祀し、明治維新の神仏分離の際に「八坂神社」の名になりました。
八坂神社の御祭神は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)、八幡大神(やはたのおおかみ)、大山咋大神(おおやまくいのおおかみ)。
祀られている素戔嗚尊(すさのおのみこと)と奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)が夫婦であることもあり、家内安全、縁結びなどのご利益があると言われています。
御神徳は他にも、病気平癒や安産祈願、健康祈願、合格祈願、商売繁盛・国土開発、交通安全、海上安全など。
七五三のお参りに訪れる家族も多いようです。
櫻姫美人稲荷(さくらひめびじんいなり)
拝殿の脇には、ちょっと素敵な名前のお稲荷さまが祀られています。
その名も「櫻姫美人稲荷(さくらひめびじんいなり)」。
ある夫婦が参詣に訪れた折、出産のため難儀している狐を見つけ自宅に連れ帰り、介抱して、元気な子狐が生まれたのち、元の場所に帰してあげたところ、母狐が美しいお姫様に化身して夫婦の夢枕に御礼に現れた、という逸話があるそう。
お参りすると身も心も美しくなるといわれているので、名前にあやかって隠れた人気スポットになっています。
寺町通り周辺には、長崎市中心部の商店街すぐそばに位置しながら、お寺や神社がたくさんあつまっています。
そのなかでもまずは、「八坂神社」をご紹介しました。
ぜひ、のんびりとお散歩してみても良いのでは。
名称 | 八坂神社 |
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アクセス | 路面電車「崇福寺(旧正覚寺)」電停より徒歩2分 |
駐車場 | 専用駐車場あり |
お問い 合わせ | |
場所 | 長崎県長崎市鍛冶屋町8-53 |
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