「海風の国観光圏」のおはなしvol.3
オススメエリア②
宿場町として栄えた歴史や伝統を感じてほしい「江迎」エリア
平戸往還(平戸街道)の宿場町として栄えた歴史を持つ「江迎町」は、その歴史や伝統、風習が色濃く残っているエリア。
平戸藩主が参勤交代などの際に休泊した本陣屋敷や調度品を、当時のままの姿で見ることができたり、昔ながらのお祭りも行われています。
店舗や個人家屋等に、家紋やオリジナルのワンポイントをあしらった「暖簾」をかけるなど、宿場町にふさわしい町並みが演出されているので、その景観を楽しみに行くのもオススメ。
福を招く色とりどりの「肥前えむかえ繭玉まつり」
春になると毎年、江迎商店街の店舗の軒先には、色とりどりの「繭玉」が飾られます。
期間中には、誰でも簡単に作れる「繭玉作りの体験」や、そば打ち体験や白魚踊り食い大会など、イベントも多く開催されるので、商店街で休憩しながら、街散策を楽しむことができます。
毎年8月23日・24日に開催される「江迎千灯籠まつり」
毎年8月に開催される「江迎千灯籠まつり」、なかでも見どころなのが「水かけ地蔵まつり」。
子どもたちがお地蔵様をかついで街を練り歩き、その先々でタライやひしゃくで子どもたちに水をかけ、無病息災を祈願します。
夜になると、街中の1万個近い灯籠に明かりが灯り、幻想的な雰囲気に。
また、約3,500個の燈篭で飾られた高さ約25mの日本一高い灯籠タワーも見どころのひとつです。
古民家をリノベーションした「入り江で迎える まちの駅 おおたや」
築約100年の古民家をリノベーションしてオープンした「入り江で迎える まちの駅『おおたや』」では、江迎産のしし肉入りのうどんなどの軽食が楽しめます。
繭玉や手作り雑貨、地元のお野菜も販売していて、繭玉作りの体験(要予約)もできるんです。
平戸のお殿様が参勤交代の折に休泊した宿「江迎本陣」
平戸藩主の参勤交代等の際、往路の第一夜、帰路の最終夜の宿泊本陣として利用されたのが、この江迎宿の「江迎本陣」。
長崎県下でも本陣の形態を唯一当時のままの姿で見ることのできる貴重な文化財で、隣接する山下家の蔵とともに長崎県史跡に指定されています。
「海風の国観光圏」とは…
佐世保・小値賀の一帯を“海風の国観光圏”として、その観光情報を発信しているサイト。
海と風が育む四季の味わいと、そこにある様々な物語を、訪れる人に感じてもらうために様々な情報を発信しています。
「佐世保・小値賀」の他のお話はこちら
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