出島とは…
出島は1634(寛永11)年より2年の月日をかけて、 江戸幕府が出島町人と呼ばれる長崎の有力商人25人に出資させて作らせたもの。その建設費は、今の金額に換算すると約4億円にほどになるのだとか。
元々は、ポルトガル人たちのキリスト教の布教を阻止するために、彼らを収容するために建設したもの。後にポルトガルとの貿易断交、そしてオランダ商館がこの出島に移設することになる。
鎖国によって貿易が閉ざされた約200年間の日本にとって、出島は唯一ヨーロッパに開かれた窓口になった。
現在の出島
明治以降、出島周辺・長崎港は埋め立て工事が度々が行われ、その姿かたちが大きく変わっていく。元は扇形の島をなしていたが、現在は内陸化している。
長崎市は1951(昭和26)年から、出島の復元整備に動き出した。復元整備事業は3段階に区分けされ、建物などの復元を続けており、最終的には四方を水面で囲み、19世紀初頭の姿を完全に取り戻す計画があるのだとか。
2017(平成29)年11月に出島表門橋が、約130年ぶりに架けられたのは記憶に新しい。
名称 | 出島 |
---|---|
アクセス | JR長崎駅から路面電車(崇福寺行乗車)利用5分、「出島」電停下車、徒歩すぐ |
駐車場 | 周辺にコインパーキングあり |
お問い 合わせ | TEL:095-821-7200 |
備考 | 【営業時間】8:00~21:00(最終入場 20:40)※無休 【料金】大人 510円、高校生200円、小・中学生100円 |
場所 | 長崎市出島町6-1 |
出島の他のお話はこちら
出島のおはなしvol.1
出島のおはなしvol.2
出島のおはなしvol.3
観光拠点のもうひとつの醍醐味!出島まわりの“立ち寄り推奨”なおはなし。
出島のおはなしvol.4
コメントを投稿するにはログインしてください。