興福寺の創建は1620年(元和6年)。中国のお坊様・真円によって開設された、わが国初の唐寺と言われています。この頃、江戸時代初期の長崎は各国からの貿易商が集まる場所でしたが、とりわけ中国からの渡航者が多く、彼らが出身地別に建立を求めたのだとか。興福寺もそのひとつで、崇福寺・福済寺と併せて、『長崎三福寺』にも数えられています。朱色の山門により「あか寺」として市民に親しまれています。
〈朱色の山門〉
〈『航海慈雲』の扁額〉
歴代の住職には、真円の後を継いだ黙子如定や、長崎漢画の祖とも言われる3代目の逸然、現在の松尾法道住職まで、現在32代を数えています。黙子如定は、眼鏡橋の建設に尽力したことで知られています。(詳しくはこちら「眼鏡橋のおはなしvol.1」)
名称 | 東明山 興福寺 |
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アクセス | 【路面電車】路面電車3号系統「蛍茶屋 行き」に乗車→「市民会館」電停下車→徒歩5分 |
駐車場 | 周辺にコインパーキングあり |
お問い 合わせ | TEL:095-822-1076 メールアドレス:kofukuji@bg.mbn.or.jp 公式サイト:http://kofukuji.com/ |
備考 | 時間:9:00~17:00 |
場所 | 長崎県長崎市寺町4-32 |
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