ながさきプレスWEBマガジン

  • 長崎くんち2019- 踊町:玉園町(獅子踊)

    踊町:玉園町(獅子踊)

    諏訪神社のお膝元が披露する
    獅子奮迅の勇壮な舞姿

    昭和38(1963)年に、旧上筑後町と東上町、そして下筑後町の一部が合併して生まれた玉園町。

     

    「諏訪神社がある、玉園山のふもとの町」から名付けられた。

     

    江戸時代、上・下の筑後町では「筑後獅子」が奉納されていたが、明治になっては本踊へ移り変わった。

     

    そして上筑後町が長与の、下筑後町(現筑後町)が小ヶ倉の獅子踊をそれぞれ奉納していたこともあり、玉園町はその習わしを引継ぎ、昭和58(1983)年以降は 長与町吉無田郷の保存会の協力を得て獅子踊を奉納している。

     

     

    獅子とは、悪霊祓いを司る霊獣のこと。ふたり1組で1頭を演じ、七色の煌びやかな毛を振り乱し、猛々しくも華麗に舞い踊る。

     

    獅子7頭に子獅子2頭がアクロバティックに踊る姿は必見。

     

    体躯を伸び上げて牡丹の蜜を吸い、上体を回転させる「花しぶり」や、前足を上げて回転する「駒あがり」の艶やかな姿も見ものだ。

     

    また、獅子踊の豪快さと、子どたち扮する玉使いとの絡みも見どころ。

     

    愛らしい玉使いと獅子たちとの連携をお見逃しなく!

     

    さらに今回は獅子やバックアップ側も世代交代し、新しい試みにも挑戦している。庭先回りにも注目し、より楽しめるようになった玉園町ならではのおくんちをお楽しみに。

     

     

    「あばれ獅子たちの型にはまらない、エネルギッシュでアクロバティックな動きに注目してみてください!」

     

     

    玉園町:獅子踊ギャラリー

    スライドショーでご覧いただけます。

     

    IMG_0004
    IMG_0014
    IMG_0039
    IMG_0058
    IMG_0059
    IMG_0064

     

     

     

    〈 博多町:本踊 〉

    秋の空を華麗に舞う
    くんちの起源たる純白の鶴翼

    詳細はコチラ

    〈 魚の町:川船 〉

    力強く、そして“粋”に
    伝統の力を感じる川船の物語

    詳細はコチラ

    〈 江戸町:オランダ船 〉

    唯一無二の特色を乗せ
    日蘭の文化をつなぐ渡り船

    詳細はコチラ

    〈 籠町:龍踊 〉

    “令和”の新時代、秋空に舞う
    伝統と歴史が詰まった新・龍踊

    詳細はコチラ

    おくんち関連記事
    「諏訪神社」のおはなし

    そのほか長崎の観光情報

    長崎のおススメ観光スポット

    眼鏡橋のおはなし

    グラバー園のおはなし

    龍馬通りのおはなし

    興福寺

    興福寺のおはなし

    軍艦島のおはなし

    外海の世界遺産のおはなし

    あわせて読みたい観光コラム

     

    Return Top