新型コロナウイルス感染症への薬局対応
新型コロナウイルス感染症拡大の第6波により、新規陽性者が増加するとともに、自宅での療養者が増えています。
薬局では、医療機関と連携し、発熱患者や新型コロナウイルス感染症自宅療養者に対して、医師による電話診療後の処方薬の対応を行っています。
薬の処方と服薬支援
まず、医療機関からの処方箋を薬局で受け取ったら、自宅療養者に対して、副作用歴やアレルギー歴の確認、併用薬の確認、生活習慣の確認などの問診を電話にて行います。
処方内容を確認し、疑義がある場合には、医師への照会も行います。
第6波では小児の感染者も多く出ていますが、小児の場合は、特に体重を確認することで、薬用量が小児に適正であるかを判断します。
また、粉が飲めない、錠剤が飲めないといったケースも多くあるため、薬の剤型を変更するなど小児が服用しやすいような処方提案も行っています。
このようにして調剤し準備できた薬を、自宅まで配送します。
そして再び、電話にて、手元に届いた薬を見ていただきながら、薬の飲み方の説明や注意、また副作用や相互作用について服薬支援を行います。
その後の、服薬中の副作用などの相談対応も行っています。
様々な新型コロナウイルス感染症関連支援
新型コロナウイルス感染症関連に関連して薬局が行っている支援は、薬の処方だけではありません。
抗原定性検査キットや体温計、血液中の酸素をはかるパルスオキシメーターなども、薬局で購入することができます。
現在は、無症状の方の陰性証明を行うための県の事業による薬局での無料の抗原定性検査やPCR検査が一部の薬局で行われ、医療体制のひっ迫に対しての地域支援が行われています。
非常時に備えた備蓄とかかりつけ医
第6波では自宅療養者の急激な増加に伴い、保健所から自宅療養者への連絡が当日に行えず、待機状態が一時的に起こりました。
その際には、薬局へ自宅療養者から「具合が悪いがどうしたらいいか?」との電話相談があり、一般用医薬品での咽頭痛や発熱に対する対応を行いました。
新型コロナウイルス感染症や大規模災害も含めて、必要時に手元に薬が備蓄されていると迅速な対応を取れることが予想されます。
かかりつけ薬局・薬剤師に相談して緊急時に必要な薬を自宅に備蓄したり、必要時にはかかりつけ薬剤師に相談して医療機関へ受診するまでの急場をしのぐ準備などもしておくと良いでしょう。
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このように、様々な方法で、薬局は地域へ貢献しており、皆さまが安心して治療を受けられるように、各薬局が全力で対応をしています。
ぜひ、地域に根差した薬局をかかりつけ薬局・薬剤師として、活用していただければと思います。
今回お話を伺ったミツバチ薬局 片淵店はコチラ
名称 | ミツバチ薬局 片淵店 |
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営業 時間 | 09:00~18:30(土曜日は09:00~14:00) |
定休日 | 日曜・祝日 |
駐車場 | 無料あり(2台) |
お問い 合わせ | TEL:095‐895‐7283 |
備考 | 〇コロナの抗原検査キットの注文販売を行っております。お気軽にお問合せください。 〇一般用医薬品(ロキソニンS・ガスター10・バファリンなど)、健康食品、添加物不使用のお菓子(落花せんべい・焼きカシューナッツ・はちみつ生姜のど飴など)販売しておりますのでお気軽にお立ち寄りください。 〇薬局での健康相談(要予約)・患者様宅へのお伺いする在宅医療・おくすりの配送なども行っておりますのでお問い合わせください。 |
場所 |
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