長崎の未来を豊かな「持続可能性」で創る
それもまた建設業の使命!?
株式会社 西海建設 代表取締役社長
寺澤 孝憲さん
テラサワ タカノリさん
1986年生まれ。県外のメーカーやゼネコンでの勤務経験を経て、2014年に長崎に帰郷。現在は〈西海建設〉の代表として、「建設業界の良いところ」を残しつつ、持続可能性の高い会社・社会を築き上げようと奮闘中だ。
歴史深い総合建設業の使命は地域社会発展への貢献
昭和32年(1957年)に創業、港湾土木や道路、トンネルなどのインフラ整備や建物の建設など、さまざまな事業を手掛けている総合建設業〈西海建設〉。
今年65周年を迎え地域の暮らしに密着してきた企業であること、そして長崎のリーディングカンパニーとしての立場からも、「地域社会発展への貢献」を長年企業使命として掲げているのだとか。
〈西海建設〉の代表である寺澤孝憲社長は、「ここ数年、『SDGs』という言葉をよく聞くようになってきましたが、私たちは、健全な企業であるべく当たり前にやっていたこと、やろうとしたことが、『SDGs』という新しい枠組みにはまっただけ」と話す。
「地域社会の発展」に寄与する企業活動そのものが「SDGsの実践」となっていると言える。
多岐分野にわたるSDGsの取り組み① 働き方改革とDX化
「きつい・汚い・危険・拘束時間が長い」の4Kのイメージを持たれがちな建設業。〈西海建設〉では、そんなイメージを脱却させるだけにとどまらず、さらに「誇れる仕事=建設業」へと刷新するため、生産性向上と働き方改革に取り組んでいる。
とりわけICT技術の活用に着目し、社内に「DX推進課」を立ち上げ、現場の生産性向上を図っている。
寺澤社長は、普段からの積極的なコミュニケーションに加え、社員140名と面談する機会も設け、会社への想いや不安面・不満にも直接対峙。
社員の悩みは、ときに仕事のこと以外に家庭の悩みにまで及ぶこともあるなど、社員との良好な関係性構築にも力を傾けている。
SDGsの取り組み② 将来を担う若者の雇用確保
こうした「魅力ある建設業」へのチャレンジは、長崎の雇用問題にも影響が。
学生・学校関係者へのイメージアップにもつながり、近年では毎年10名以上の新卒学生たちが〈西海建設〉の仲間入りを果たしている。
県内の高校生・大学生のインターンシップも積極的に受け入れ、建設業の面白さを実感できる体験の場を提供。
また、女性技術者の活躍を後押しする環境整備にも力を注いでいる。
「現在は、男女それぞれの特性が活かせるような部署・配置分けに配慮しながらも、能力のある人や意欲のある人には男女ともにチャンスがある環境づくりを常に考えています」と寺澤社長は話す。
SDGsの取り組み③ 長崎のまちづくりへの貢献
「100年に一度の変革期」と言われる長崎。新幹線関連施設から長崎市新庁舎、長崎スタジアムシティなど大型建設工事にも従事し、長崎の未来創りの土台を支えている。
同時に、長崎のまちを「守る」という視点もまた、「持続可能性」の実現に欠かせない。
台風や豪雨災害時の土砂撤去や防波堤の復旧工事などの準備、さらにはまちの美化のための清掃ボランティア、スポーツや芸術・文化振興など、さまざまに取り組んでいる〈西海建設〉。
建設工事などで現場周辺に一時的に建てる「仮囲い」に、障がいを持つ人たちのアート作品を展示するなど、新しい取り組みも計画し、随時更新中。長崎に高い持続可能性をもたらすためには、〈西海建設〉のエネルギッシュな取り組みを見て倣うことが、一番の近道なのかもしれない。
就活生たちに送る、「笑い」と「涙」と「建設とは?」を散りばめた、WEB版連続ショートドラマ「七人のさいかい」を公開中。全6話+総集編。各2分程度で見やすく楽しい演出もりだくさんなので、ぜひチェックしてみて。
名称 | 株式会社 西海建設 長崎の港湾事業をはじめ、道路やトンネル、公共施設など、「長崎のまち並み」に関わる事業に携わる総合建設業。1957年の創業以来、地域に根付いた企業として、建設技術に真摯に向き合うことはもちろん、社会貢献活動なども社員一丸となって行っている。 |
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お問い 合わせ | TEL:095-825-1413 |
備考 | 総集編MOVIE |
場所 | 長崎県長崎市興善町2-8 |
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