グループ間の連携で導く
立体感のあるSDGsアプローチ
扇精光グループ
まちづくりから生まれる地域貢献活動=SDGs
〈扇精光グループ〉は、設計・測量技術とIT・テクノロジーを駆使して長崎に貢献している、まちづくりのプロ集団。
グループ内の〈扇精光コンサルタンツ〉は道路や橋、公園などの建設コンサルタント関連事業を一手に担い、〈扇精光ソリューションズ〉はIT情報関連事業に従事、そして〈扇精光ホールディングス〉がグループの経営管理や総務などを担当。
グループ各社がそれぞれに連携を図りながら、長崎への貢献を続けている。
SDGs活動では、まず「会社の成長」「社員の幸せ」「社会貢献」を軸とした企業理念を基に、これまで積み重ねてきた事柄をマッピングする作業から取り組んだ。
災害復旧やまちづくり、官公庁や学校のIT環境の充実によるDX推進など、グループで展開している事業自体が「社会貢献」に紐づいているので、「扇精光の企業活動」そのものがSDGsと言っても過言ではない。
未来へつなげるまちづくりとSDGs
〈扇精光グループ〉では、「将来、子どもたちが心豊かでいられる社会づくり」をスローガンに、安全安心に配慮したまちづくり、学びやすいIT環境の整備や職場体験の受け入れ、文化・スポーツへの協賛や福祉への寄附も継続している。
社内でも、働きがい・働きやすい職場環境づくりや制度の充実など、多面的にSDGsの整備を図りながら、子育てをみんなが応援できる風土醸成を目指している。
将来的には社員の子どもたちを預かる託児所の実現も目指しているのだとか。
そのほか、機器や備品のリサイクル・リユース、エコキャップ運動への参加など、さまざまな角度からSDGsを実践している。
「質の高い教育をみんなに」のSDGs目標を実現するため、学校への出前講座を実施。測量技術やITセキュリティなどをテーマに、実践を踏まえての体験も行っている
グループ内連携で高め合う最良の「持続可能性」の在り方
グループが質の高いSDGs活動に取り組めているのは、各社の綿密な連携に拠るところも大きい。
例えば、機材やシステム、ツールを使ったSDGsへのアプローチも、建設工事の現場やそれぞれの職場などで試験活用してみて、使用感や問題点をダイレクトにフィードバック。
より良い状態へブラッシュアップさせてからクライアントへ提案できるので、信頼も篤い。
そして、グループ社員たちの働く環境づくりを統括する〈扇精光ホールディングス〉の存在もまた、SDGs活動の推進に一役買っている。
「働き方改革」を目標としたIT化やDXへの取り組みは、会社の生産性向上や成長にもつながっていると、各グループの代表も口を揃える。
「浸透を図ることは困難な面も多いですが、やらないこと自体が経営リスク。未来のためにSDGsを自分ごとと捉え行動できる人が育つ、そんな企業が目標です」と〈扇精光ホールディングス〉の池田久美子社長。
「広い世代が集まる組織の中で、ひとつの価値観、共通言語ができました」「自分たちの仕事のどこに『SDGs』とのつながりがあるかを考えるようになりましたね」と〈扇精光コンサルタンツ〉安部清美社長、〈扇精光ソリューションズ〉濵口晴樹社長も口々に話す。
今後もアイデアを募りながら、SDGs17すべてのゴールに向けて、いかにソリューションできるかを問い続け、挑戦していくことを目標に挙げている。
今後の長崎県の指針にもなりそうだ。
〈扇精光グループ〉は今年創業65周年。事業のほかに、職場環境の整備にも力を入れており、「健康経営推進企業」や「Nぴか」の認定、「ながさき女性活躍推進企業等表彰 大賞」を受賞するなど働きやすい職場づくりも進めている
名称 | 扇精光グループ |
---|---|
お問い 合わせ | TEL:095-839-2111 |
備考 | |
場所 | 長崎市田中町585-5 |
コメントを投稿するにはログインしてください。