質屋さん=SDGs!?
長崎のリユース活動を支える企業
株式会社 前田商会
長崎で74年貢献し続けているまちの質屋さん
〈株式会社 前田商会〉は、長崎で1949年に創業。
以降、74年にもわたって〈質・買取マエダ〉を切り盛りし、長崎の代表的な質屋のひとつとして歩んできた企業だ。
質屋は、普通の買取業者・リサイクルショップとは違い、品物を担保にお金を借りるという選択肢を選ぶこともできる。返済期限までに元金と利息が用立てられない場合は、預かっていた品物の所有権が質屋さんに移るだけなので、利息が膨らんだり取り立てが来るなどのリスクが少ないのも安心のポイント。
もちろん、最初から買取でお願いすることも可能だ。そして、その「質業」自体が持続可能性に大きく関連するSDGs的業態でもあると、〈質&買取 マエダ〉取締役の川口恵さんは話す。
質屋を使うことはSDGs12番の「つくる責任 つかう責任」に!
使わなくなった物品を捨てずに買い取り、使いたい人に回すこと。この「リユース」の考え方は、SDGsの12番の目標「つくる責任 つかう責任」に相当する。
「まだ使えるユーズド商品をメンテナンスして価値を維持し、次のユーザーへの橋渡しを行う。廃棄されるものが減れば、CO2の削減など環境にもやさしいですよね」と、川口さん。
「遺品や貰いものなど価値がわからないものも、捨てる前に一回査定してみる、そんな習慣が生まれたら、誰にとってもうれしい社会になっていくと思うんですよね」と、その可能性について言及している。
カンタン、気軽に参加できる二人三脚のSDGs活動
そして、多様性が確立されてきた現代は趣味・嗜好も幅広く、一見したところでその価値は見出せないもの。
長く業界をけん引してきた老舗企業だからこその、プロの鑑定能力、さまざまな分野の目利きができること。
これもまた〈質のマエダ〉の魅力だ。
ブランド品や骨とう品、貴金属だけではなく、洋服や着物、楽器、お酒まで、部屋にある使わなくなったものなどはすべて対応可能。値が付かないものの引き取りもできるので、整理時にもピッタリだ。
「部屋の隅に残しておくだけでは、きちんと保管されているわけではないので、資産価値も目減りしていってしまいます。タンスの肥やしにしておかず、まずは査定してみることをオススメします」と、常務取締役の川口良仁さんも、買取査定の重要性を訴える。
「質屋は、お金を工面する、入りづらい場所というイメージが色濃く残っています。実際は、もっとみなさんの生活に密着し、SDGs活動につながる親しみやすいお店だということを知ってほしいですね」。
これまでのイメージを払拭させるような、足を運びやすくて利用しやすい店づくり、もっと身近に感じてもらえるように大型スーパーなどでの催事買取ブースの出店など、さまざまな取り組みも実践中。
フリマアプリなどを使った個人間の取引と比べたら、手間や時間もかからずにトラブルや面倒ごとも回避でき、そして何より、品物の価値を見極め適正価格を提示してくれると、安心感には断然の差が。
リユースすることでSDGs活動になり、なおかつ思わぬ臨時収入を得られるのなら、これほど素敵な社会貢献はなかなかないはず。質屋と二人三脚で歩む長崎のSDGs、ぜひ気軽にはじめてみて。
〈株式会社 前田商会〉では、リユース商品の販売部門として〈ブランドK 浜町店〉、そしてネット販売も展開中。お探しの品が見つかるかも!まずは右のQRコードからアクセスして、商品をチェックしてみて。
名称 | 株式会社前田商会 長年にわたって質と買い取りを専門に行っている、長崎の老舗。浦上店、浜町店、住吉店、時津店、諫早インター店、諫早駅前店、大村店の県下7店舗を展開。出張査定や出張買取なども行っている。新システムを導入した社内DXも積極的に取り組んでいる。 |
---|---|
お問い 合わせ | TEL:095-847-0054 |
場所 | 長崎市岩川町7-7(質&買取 マエダ 本店/浦上店) |
コメントを投稿するにはログインしてください。