警察官・警察事務職員
長崎県警察本部
県民の期待と信頼に応えて、安心して暮らせるまちを守る
事件や事故が発生すると迅速に犯人の検挙を行い、またそうした犯罪を防止するための活動にも力を入れる警察官。その職務は多岐にわたり、さまざまな分野から県民の暮らしを守っている。その支えになるのは、強い正義感と精神力だ
警察官としての基礎研修
県民の期待と信頼に応えて、安全・安心な暮らしを守る。そんな強い気持ちを持って日々業務と向き合う警察官。各部署ごとに多種多様な仕事内容となっているが、全ての職員に共通しているのは、まちを大切に思う気持ちと真っ直ぐな正義感だ。
警察官としてのスタートは、警察学校での研修から始まる。憲法や刑法などの法律、一般教養などをしっかりと勉強し、警察実務や術科訓練などを通して基礎的な知識・技術を養う。半年間仲間とともに学んだ後は、まちの交番勤務へ。長崎県警察本部警務部の採用担当者は「何かあった際、真っ先に現場へと駆けつけるのは交番勤務の警察官。あらゆる事件・事故に対応できるよう、交番勤務でさまざまな現場を経験します」と話す。そして個人の適性や希望をもとに、より専門的な配属先が決められる。
多様な職種で連携する
警察官と聞くと交番のお巡りさんや刑事をイメージしがちだが、実際にはさまざまな部署がある。警察組織全体の運営に関するバックアップを行う警務部や、防犯活動やサイバー犯罪の取り締まりなどに取り組む生活安全部、要人の警護や被災者の救助、爆発物の処理を行う警備部など、それぞれの分野ごとに多くの方向・視点からまちの治安を守っている。また、近年は犯罪も多様化しており、地域との連携がより大切になっているそう。「例えば、振込め詐欺の防止活動で金融機関の方にご協力いただいたり、学校に出向いて防犯教室を行うこともあります。今後もそうした接点を積極的に持ちながら、地域の皆さんと協力して安心できるまちを実現したいと思います」。
また、部署ごとに男女問わず活躍しているのも特徴的。出産や育児休業制度をはじめとする福利厚生が充実しており、積極的な休暇の取得を励行するなどしてワークライフバランスを組織全体で大切にしている。学歴・年齢問わずキャリアアップすることも可能で、すべての警察官に平等に昇進の道が開かれている。「もちろん昇任するほど責任も増しますし、その階級でしかできない業務も増えてきます。しかし、それだけ大きなやりがいはあります」と話す採用担当者。階級ごとに必要な能力を身に付けるための幹部研修もあり、自分の努力とやる気次第で将来への道を開くことができる。
安全・安心を守るために
警察官として厳しい業務と向き合うのに必要なこと。採用担当者曰く、それは「県民の安全・安心を守りたいという強い気持ちと精神力」。普段の生活で身に付けることはなかなか難しいように感じられるが、あまり心配しなくても大丈夫と笑顔で話す。「警察官のスタートラインは、みんな一緒。そこからいろんな経験や周りの人との関わりを通して、『県民の安全を守りたい!』という強い気持ちが自然と培われていきます。最初は白バイがカッコいいとか、刑事になりたいとか、単純な憧れでもいいものだと、私は思います。そこから深く知り経験していく中で、自分の適性や方向性も見えてくるでしょうから。こちらも説明会のほか、問い合わせていただいたら本部での個別説明も対応していますので、気軽にドアを叩いていただければと思います」。地域の暮らしを守る存在。それは普段思っているより身近なものかもしれない。
❶充実した研修で、警察官として 必要な能力・知識を身につけられる
❷さまざまな部署があり、自分の目指す方向性の分野で活躍できる
❸地域の安全・安心を守る仕事は大きなやりがいが感じられる
備考 | 長崎市尾上町3-3 ◎採用担当者連絡先 TEL:095-820-1504(中田) (インターン受け入れ可)
●従業員数:約3,500名 ●初任給:警察官…大卒202,000円 短大・専門・高卒171,200円/警察事務…大卒180,700円 高卒148,600円 ●休日休暇:就業規則に準ずる(夏季・冬季、慶事始など) ●福利厚生:社会保険、厚生年金、有給休暇、公舎完備 |
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