健王豚
12年前に誕生した、県央地区生まれのブランド豚
やわらかくてアッサリおいしい豚の秘密とは
「こだわりは餌かな。本来はトウモロコシ主体の飼料で育てるんですが、健王豚には特別に米を混ぜた餌を与えているんです」と長崎県央農協養豚部会の部会長・山本義則さんと、副部会長・東川健治さん。県央農協が誇る「健王豚」は、深みのある味わいと脂の上品な甘みが自慢のブランド豚。米を与えることで、やわらかく質の良い肉になるという。濃い緑に囲まれた静かな山あい。健王豚が育つのは蠅一匹飛んでいない、豚にも人にも心地よい環境が特徴だ。「いちばん気を使うのは冬場の伝染病予防と夏場の環境。民家が結構近いので、悪臭が出ないよう餌の配合や豚舎の換気などには特に気を使っています」と山本さん。夏の直射日光を跳ね返すべく、屋根には石灰を塗布。巨大な扇風機が回る豚舎は、想像以上に涼しくて快適だ。臭いの元となる糞は敷地内で堆肥に加工してから、特産のジャガイモやニンジンを育てている地元の畑へ。健王豚は、地元の「美味しい」を支える力にもなっているのだ。
豚のエサには特に気を配っている。米を混ぜたエサを与えることで、よりやわらかな豚肉が実現する。
infomethion
健王豚は諫早エリアのAコープや直売所で販売中
長崎県央農業協同組合 tel:0957-24-3006
コメントを投稿するにはログインしてください。