Women's Career Files

隠崎 麻衣子さん
ホテルクオーレ長崎駅前 副支配人

Q-bicホテルズ 株式会社

を相手にする仕事が好き」とホテリエになった隠崎さんはフロントタッフとして長年経験を積み、39歳で副支配人に。支配人を支えながら、教育や現場統括、レストランや清掃部門との会議、宿泊価格の調整といったホテル運営にかかわる多岐の業務を担っている。そこで発揮されるのが、彼女のコミュニケーション力だ。「全体を見渡すため常にアンテナを張り、相談しやすい雰囲気を心がけています。そして、現場の意見を経営層に上げ、逆に経営層の考えもしっかり現場に落とし込む〝パイプ〟でありたいと思っています」。対お客様だけでなく、社内でも「人が好き」の気持ちを大事に、潤滑油となっている。

一方では企画力・実行力も。入社後間もなく、ニーズを敏感に捉えた「女性専用フロア」を企画したところ、リピーターが続出するほど人気に。コロナ禍の’21年にはバイキング形式だった朝食のリニューアルを主導。「波佐見焼の器×県産食材中心の料理」の小鉢ビュッフェスタイルが好評を博し、業績アップと食品ロス削減に貢献した。「お客様に笑顔になっていただくには、まず自分たちが笑顔でないと。やりがいと誇りを持ち、楽しんで仕事することを大事にしたいですね」。これからもおもてなしの最前線で、長崎を笑顔あふれる場所にしてくれるはずだ。

上司からも部下からも全幅の信頼を寄せられる副支配人

高い接客能力、強い責任感、迅速な業務遂行能力を高く評価しています。イレギュラーな問題が発生しても彼女が後ろにいてくれるので、スタッフは安心して日々の業務に取り組めます。私自身も、全幅の信頼を寄せています。

スタッフへの目配り・フォローを欠かさない、尊敬できる上司

いつもスタッフを見てくれていて、自分が知らないことや間違っていることがあればすぐにフォローしてくださり、分かりやすく指導してくださいます。視野が広く、接客技術も高いだけでなくユーモアもあって、尊敬できる上司です。

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