株式会社 長崎マツダ

新世代のショールームで特別な絆を結ぶ

　長崎県下で５店舗を展開する〈長崎マツダ〉。常に革新的な挑戦を続ける〈マツダ〉の正規ディーラーとして、そして「お客様との間に ‟特別な絆” を結ぶブランド」として、地域に愛される企業づくりを目指し社員一丸となって取り組んでいる企業である。

　中でも、長崎県の中心地に構える大村店は、昨年11月にリニューアルしたばかり。ショールームは、「新世代店舗」として〈マツダ〉が推奨する黒を基調としたカラーリングを採用。さらに石畳やレトロ調の家具・あしらいを配して創り上げた。入口そばには〈マツダ〉のカーラインナップの中でもアイコン的存在の真紅の「ロードスター」が、訪れる人を出迎えてくれる。「お客様も足を運びやすくなったようで、リニューアルがきっかけで訪れていただいた方もいらっしゃいます」と、営業担当の山本春香さんも、ショールームの居心地の良さを笑顔で語る。

　〈長崎マツダ〉の残りの４店舗も順次リニューアルの計画があがっており、〈マツダ〉のクルマとサービス、そして居心地の良さが、長崎の地でより身近に浸透していくこと間違いないだろう。

楽しいが生み出すやりがいある環境づくり

　〈長崎マツダ〉が目指すのは「 ‟楽しい” を創れる場所」であること。〈マツダ〉のカーユーザーや愛車探しをしている人たちが ‟楽しい” と感じる対応をスタッフ一人ひとりが志しているのはもちろんのこと、この企業で働く人たちにとっても ‟笑顔” が生み出すための環境整備が心がけられている。

　山本さんは、今年で３年目を迎える女性営業スタッフ。人と接することが好きで営業職を希望していた山本さんは、アットホームで温かい雰囲気の〈長崎マツダ〉と出会えたことに、感動と感謝の気持ちを抱いているのだそう。「会社説明会の時から、社員みなさんから温かく迎えてもらいました。心から『この会社で働きたい！』と思ったことが、就職の決め手になりました」と、当時を振り返る。

　実際、社員同士の距離感とコンビネーションは目を見張るものがある。スタッフが着席するデスクはフラットな造りで、顔を突き合わせながら、気軽に会話や情報交換ができる。役職や業種を超えたコミュニケーションを重視することで、業務進行も円滑に。社員間の情報交換を密にしておくことで、たとえ担当者が不在でも、すぐに訪問客に対応することができる。待たせることなく、しっかりと受け応えができるので、訪れた人にもフラストレーションを感じさせないのだ。

　業務の中で感じる「やりがい」や「自身の成長」を通して ‟楽しい” につなげていくことも、〈長崎マツダ〉が目指す「 ‟楽しい” の創出」の一環。「新しくて魅力的な職場で働けるだけで、社員のモチベーションも上がります。お客様の楽しいカーライフのお手伝いができる歓び、そしてお客様から信頼を得られた実感が湧けば、 ‟やりがい＝楽しい” がどんどん増えていくんです」と、山本さんも満面の笑顔を披露してくれた。

キーワードは女子会!?心強い新たなチャレンジ

　目標を持ち、努力をする人を積極的にサポートしてくれる〈長崎マツダ〉において、山本さんが目標としているのは、女性営業スタッフとして、もっと大きな仕事を任せてもらうこと。「結婚や出産を経ても、『働く女性』として活躍できる環境づくりをしていくことで、女性社員たちの目標になるような存在になりたいですね」と力強いまなざしで語る。

　男性にクルマ好きが多いだけあって、未だ男性比率が高いこの業界。しかし、〈長崎マツダ〉では、女性視点での店舗づくりや営業へのアイデアも積極的に取り入れている。月に１度の勉強会への参加はもちろん、女性スタッフのみで集まり様々なアイデアを持ち寄る「女子会会議」も定期的に行っているのだとか。この〈長崎マツダ〉独自の取り組みに、内外からの評価も高い。「お菓子とか持ち寄って、和気藹々と集まっていますが、ユニークなアイデアも出てきますよ」と、その成果も着実に表れてきている。山本さんが夢見る「女性が輝ける職場」、そして「女性社員たちの指針となれるような存在」が現実となる日もそう遠くないように感じられる。そしてそれは、〈長崎マツダ〉の温かな社風と〝笑顔〟創出のための取り組みがあってこそ、生まれ育っていくものだと断言しても過言ではないだろう。