“より良い肉をより安く”提供してくれる〈お肉工房 梅桜亭〉。この店を営む宮崎さんは、食肉に携わり48年。全国各地で肉のバイヤーとして活躍した経歴を持つ。「全国のスーパーの肉売り場には、私が商品開発や販売促進を行い、売れ筋、定番になった商品もある」と話す。会社員でありながら、食肉学校へ社内留学し、マーケティングや実技など、体系化された基礎知識を学んだ。また昨年は「焼肉協会認定アドバイザー」の資格も取得し、これまでの経験と知識を証明してみせた。毎日の業務に携わり勉強し続けることで「信頼できる自らの勘」を養い「ブレのない品質」を実現している。いつ訪れても高品質の黒毛和牛を堪能できるのも〈梅桜亭〉のこだわりだ。宮崎さんは次のステップとして「ステーキ」と「肉バル」をはじめたいと話す。構想中の肉バルメニュー「ビーフシチュー」にぴったりの部位肉があるそう。夜の〈梅桜亭〉でゆっくりとお酒を飲みながら、ビーフシチューを味わえる日はそう遠くないだろう。

「常に前進が必要」と話す宮崎さん。2016年に、全国で30人だけが持つ「焼肉協会認定アドバイザー」の資格を取得した。焼肉の歴史から部位肉、法律、衛生の知識、さらには接客までを問う資格だ。また積極的にセミナーにも参加しているそう。より安全でよりおいしい肉を提供するために、日々学び前進し続けている